こんにちは、嘉村 朗です。
先月の原稿を出し終わったあと、
韓国の漫画家さんがはるばる日本まで遊びに来てくれました!
名前はソウルソさんです。
↑↑上野の動物園を案内しました。キリン。
自分で勉強していた韓国語が全然使い物にならないので(笑)、
動物を見ながら言葉を教えてもらいました。
ちなみに象は鼻(코)が長い(길이)ので코끼리(コキリ)というそうです。
また、 韓国の漫画のお話や文化のことなどをたくさん教えてもらいました。
韓国女性たちの間ではフェミニズム思想が盛んになっており、若い人たちも政治や社会の問題に非常に関心が高いそうです。漫画作品にもそのような社会的問題について描かれたものが多いとも聞きました。わたしはそれらのことにとても驚きました。少なくともわたしにとって、日本の人と社会的問題をフラットに議論するのは難しいことだからです。
政府の決めたことに対して個人が意見するのを諦めている空気感が日本全体に蔓延しているようにわたしは感じています。人々が自分の意見を表明しにくいのならまだしも、自分の意見について熟慮すること自体を放棄しているようにも見えるからです。
だからわたしは韓国の人が政治や社会の問題に対する意識の高さに驚き、焦燥感を抱きました。
彼女はわたしが今まで会ってきた人の中でも非常に好奇心が強く勉強熱心な方で、非常に刺激的な時間をいただきました。
わたしももっと貪欲に漫画製作に取り組みたいという気持ちになりましたし、ものを吸収する仕方を教えてもらった時間でした。
韓服を着た佳織さんと海成くんをプレゼントしてもらいました☆
ソウルソさんの漫画はまだ日本語訳されて配信されていませんが、はやく日本語版が配信されるといいですね。
元気で明るい絵を描かれる方です。
お土産ももらいました~☆
ビビゴの韓国海苔がとても美味しかったので、リクエストして持ってきてもらいました>∇<
また、ソウルソさんを行きと帰りの駅で助けてくれた高校生の方、本当にありがとうございました。
駅まで迎えに行ったときに高校生二人と楽しそうに話している彼女を見つけたときは「なんて社交性に優れた人なんだ!」と驚きましたが、高校生の一人が「まじです!」を知っていると聞いて二重に驚きました。笑。
わたしは今まで人と交流することが少ない人生を歩んできたので、最近になってその重要性を強く感じるようになりました。
自分の知らない人やものと関わることで、自分がどんな人間なのかを知ることができると気づいてきたからです。
これからは読者さんとも何か楽しいことができないかな~と考えています。