人に意見を押し付けてしまう。
人に意見を求めたり、強い言葉で傷つけたり、相手のことを想っての行動が相手を傷つける。
他人(ひと)が積み上げてきた時間の層に目を向けられず偏見や勘違いで答えを押し付ける。気持ちに寄り添うなんてことはそうそうできることでないと思う。
なんでこんなことをわざわざ書くのかというと、わたしは常に他人との関係に失敗し傷つけ可能性を奪っている自覚があるからだ。自分への戒めでもある。
だからといって「何もしない」を選ぶわけにもいかない。
自分が問題だと感じること、なんとかしなければいけないと思うことは自分がなんとかしようとするしかない。誰かがやってくれるのを待ってはいけない。
誰かが気づかなかったり、行動しないから問題が問題のままずっと存在し続ける。
人を傷つけてしまったとき、どうしたらいいのだろう?
謝っても許してもらえなかったらどうしたらいいのだろう?
相手の気持ちになって考えられるようになるにはどうしたらいいのだろう?
そういう正解のない問題に対する答えを、わたしはこれからも漫画で提示していきたい。
わたし自身が失敗してきたり、どうにもできなかったこと、悩んでしまうこと、問題の一つ一つを丁寧に解きほぐして発信していきたい。
それを続けていくことしか、わたしにはできないのだろうと思っている。