低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

「本場スペイン産イベリコ豚が溢れんばかりに入ったドラマチックカレー」

今日のごはんは妹がプレゼントしてくれたレトルトカレー

その名も「本場スペイン産イベリコ豚が溢れんばかりに入ったドラマチックカレー」!

 

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高級レトルトカレーということもありしばらく保管していましたが、お話作りに躓いている疲れを癒やすために回復アイテム発動です。

イベリコ豚、美味しいですよね!

大好きです。わくわく

 

湯煎で10分!

どーん!

 

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厚切りのイベリコ豚がたくさん入っていました!!

しかもスプーンでホロホロにほぐれる~~ヽ(^^)丿

 

下記リンクにこのレトルトカレーができた経緯が書かれていますが、お肉は120gも使用されているそうです。

銀座 平翠軒 森田店主が惚れ込んだ季節の便りを食卓へ Vol.13 | GINZA SIX | ギンザ シックス

ドロッとしたカレーはコクが深くて複雑な味わいで美味しかったです(T_T)

ご飯をお替りしてたくさん食べてしまいました(笑)

作業ちう

現在手掛けている「まじめだけど、したいんです!」紙単行本5巻のおまけや表紙イラストがかなりよい感じにできそうです!

9月17日発売予定です。

お楽しみにしてください……!

 

 Amazonはもう予約がはじまっていて気が早いですね。

まじめだけど、したいんです! (5) (ジュールコミックス)

まじめだけど、したいんです! (5) (ジュールコミックス)

  • 作者:嘉村朗
  • 発売日: 2020/09/17
  • メディア: コミック
 

 

今月は単行本作業があることと、相変わらずお話作りに躓いて1ページも何も描けていないことが重なりあい、スケジュールが激ヤバゾーンに入りました。(毎月のように過去最高にやばいを更新しているので、いまだに自分の管理の仕方を間違っているのかもしれません。(T_T))

お話ってどうやったら作れるようになるのでしょう。

創作って一生苦しみ続ける活動なのかもしれません。わたしの場合ですが。

子供の頃は楽しいこと、気楽なこと、ワクワクすることの枠の中で漫画を作っていました。

でもあの頃は創作のなんたるかなんて何もわかっていなくて、妄想の中で創作活動をしているにすぎませんでした。あらゆることが妄想的で全然面白くもないのに自分はよく描けたと思っていて本当にバカみたいです。あの頃に比べたら今の苦しくてツライ状況でも確実に何か手応えのある創作活動のほうがずっとマシです。

 

この苦しみはレベルアップの前兆なんだと信じて試行錯誤するしかありません。

 

今月も無事に締め切りに間に合わせることができるはずです!

ミルクプリン

今日もネームが全然できていません。ピンチです。

 

 

さて、

牛乳がたくさんあるのでミルクプリンを作ってみました。

 

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味はとても美味しくできたのですが……(牛乳と砂糖だけだから)

片栗粉がダマになってしまって残念な仕上がりに……気泡も出てるし。

 

お菓子作りは繊細さを必要とするので難しいです。毎回失敗しては「もういいや~」と再挑戦することなく飽きてしまいます。

今回も牛乳を温めるときに火が強すぎたのだと思います。

 

温まればいいだろ!という雑な感覚を見直さなければと思いました(∩´﹏`∩)

ネームちう|ワニ肉とともに

こんにちは、嘉村 朗です。

ネームが今月もやばくなってきました/(^o^)\

毎月一体どうやってお話を作ってきたのか……。今月も最後まで諦めず考え抜きます!

 

今日のごはんはなんと!

クロコダイルの尻尾です!

 

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焼く前はカジキマグロのような雰囲気……。

どんな食感でどんな味がするのかワクワク……!

 

じゃーん!

バターで蒸し焼きにしてマジカルスパイスを振りかけました。

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味は鶏むね肉にすごく似ています。

火を通すと肉がキュッと締まって少し固めな鶏むね肉といった感じです。

ナイフで薄めにカットして食べるとハムみたいで噛むほどに美味しかったです。

 

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鶏むね肉と違うのは脂身が豚のロースに似た感じだったことです。

わたしが食べた部位には少し脂身がついていて、塩分と合わさると脂の甘味が引き立つ感じがしてとても美味しかったです。

 

また、ズッキーニのサラダを初めて作ってみました。

フレンチレストランでヒラヒラにされて一枚だけ出てくるズッキーニがとてもお洒落で美味しいのでそれを作ってみるつもりでした……。実際に作ってみるとあの一枚のズッキーニリボンが思ったより手間の掛かった一品だとわかりました。

わたしの使用したピーラーよりずっと薄くスライスし、バットにでも一枚一枚並べて仕込まねばズッキーニは簡単に折れてしまいます><

今度からはヒラヒラのズッキーニに出くわしたらもっとありがたくいただこうと思いました。

 

 マジカルスパイスはこちらです。味がしっかりしていておいしい★便利↓↓

 

 Amazonでも取り扱っていますね★(わたしが食したのと同じところです)↓↓

ConCool

今日は普段利用したことのないドラッグストアへ。

そこで「コンクール」という希釈タイプのマウスウォッシュを発見しました。 

 わたしがいつも利用しているドラッグストアはマウスウォッシュの品揃えが多くないので「こんなものがあるなんて!」とびっくり。

歯磨きをしたあとに消毒するものがあったら、朝起きたときや外出するときに気持ちいいはず。口内炎にもなりやすいのでこのようなシンプルなマウスウォッシュを求めていたところでした。

30ccくらいの水に液を5滴ほど垂らして口をすすぎます。

 

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液はボトルを傾けると一滴ずつポポポ…と垂らすことができます。

グリーンの液体★

 

通いなれたお店だけを利用していたら知らないこと、出会えない品物もあるんだなあと発見のある日でした。

行き慣れた場所しか知らない状態になると、どんどん世界が狭くなってしまうんだと思いました。

食べ物もファッションも音楽も文化も人もコミュニケーションも生き方も……いろいろなことの可能性を広げるためにもあえて足を踏み入れたことのない場所を覗いてみるのも大事なんだと思いました。

改良ちう

先週からちまちまとホームページの作品ページを作っています。

 

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↑サイトのデザインを編集中の様子

 

単行本作業や本編の原稿があるのため、まだまだ時間が掛かりそうです><

webサイト作りももの作りですよね。

試行錯誤が楽しいです。

今のホームページはWixを使用しているので自分でコードを書いたりしているわけではありませんが、「どうしたら使いやすいかな?」「どうしたら見やすいかな?」と考えて作ってみて、また試して……と作っていくのが楽しいです。

ページが公開されたら見に来てもらえると嬉しいです^^

嘉村 朗Official site

相手の本性を100%理解できないのに、さも理解できたかのように思えるのはなぜか

「人の本性」や「裏の顔」というキーワードについて考えてみた

「人の本性」や「裏の顔」というキーワードにわたしはピンとこないところがあります。でも物語作りやエンタメを提供していく上で軽視できないポイントでもあると思うのでちょっと考えてみました。

「人の本性」や「裏の顔」というキーワードが出てくるのは大概、相手を理解したとか相手の本音や本質的な部分を把握したといった文脈で登場します。

 

物語を作るうえでキャラの本性や本音、裏の顔が見えたとき、読み手はグッとくるものがあると思います。それがないと物語を読んだ意味がないという人も多いと思います。キャラの魅力は表の顔と裏の顔のギャップにあるという人も多いのではないかと感じます。※わたしはギャップ萌えについてまだピンときていないので研究中です。

 

人の本性なんか本当にわかるのか?

ただ、わたしは思うんです。

人の本性なんかを本当に理解できるのかと。ただ、「理解した気になっている」だけではないかと。

この「理解した気になっている」ことこそ重要なのではないかと思うのです。理解できる気がする気持ち、つまり共感です。必ずしも相手と同一の気持ちでなくても心が共鳴しさえすればいいのです。

相手の都合とは関係なく、自分の心の琴線に触れるかどうかが重要なのです。

※「人と人の心が通じ合う感動なんて存在しないぞ!」とでも言いたげな文面で申し訳ありませんが、わたしは決して悲観的ではありません。わからないものにも関わらずなんだか通じた気がする幻想によって絆が深まることこそ人間の素晴らしい部分だと思っています。

そう考えたとき、気づいたことがあります。

 

本当は相手の本性を100%理解できないのに、さも理解できたかのように思えるのはなぜか。

それは他者を通じて自分の本質を見てしまっているせいではないか。自分の身に覚えのあることを他者を説明するに乗じて語っているのではないか。つまり、ひとの本性だと思って喜んでいたのは自分のコアの部分ではないのか。

他人は自分を映す鏡とはまさに……。

 

自分の身を削って描く……

先日の配信で「キャラクターに参考にした人物はいるのですか?」という趣旨の質問をいただきました。

モデルはいませんが、どのキャラクターもわたしの良くない部分を少しずつ散りばめて作られた人たちだと思っています。だからキャラクターが活き活きしているように見えるときというのは、わたしの隠蔽したい部分がつまびらかになっている状態とも言えます。

でもそれが読み手にとって一番面白い状況なのであえてやるのです。他人の不幸で飯がうまいではなく、自分の不幸で他人を喜ばせるんです。

 

「作家はみんな自分の身を削って描いているんです!あなたの漫画にはそれがない!」

昔々にお世話になった編集さんに言われた言葉です。

今なら身に沁みて理解できます。

これからも身を削りに削るため、自分自身をありのままに見つめられるように、鍛錬を重ねていきたいです。