低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

ネイルを綺麗にしてもらってわかったこと

こんにちは、嘉村 朗です。

先月の原稿が終わったあと、ネイルサロンに行ってきました。

近年はこれまでやったことがないこと、行ったことがない場所、食べたことがないものを優先的に体験しようとしています。

 

今回は人生で初めてネイリストさんに爪のケアとマニキュアを施してもらいました!

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わたしは手のケアをほとんどしてきませんでした。掃除や洗濯、食器洗いなどの水仕事が日課なので手を洗うたびにクリームを塗るのも面倒くさく、冬は特にガサガサであかぎれが出来てから慌てて保湿する有様。爪を伸ばすなんて一度もありませんでした。

 

しかしながら少女漫画を描く者としてネイルに無関心というのも良くないなという気持ちがずっとありました。読者さんの中にはオシャレが好きなひともたくさんいらっしゃいますし、そういう気持ちも知っておかなきゃ!ということで挑戦してみました。

 

ネイルを綺麗にしてもらってわかったこと

ネイルを綺麗にしてもらってわかったことは、動作が自然とたおやかになったことです!!笑。

 

せっかく綺麗にしてもらった爪。

それが欠けたり剥げたりしたら悲しいという思いから、爪を引っかけたりぶつけたりしないように自然と気をつけるようになりました。するとこれまで自分が如何に雑にものを扱っていたかがわかるようになりました。

何をするにも勢いまかせの動作、素早い動作、力まかせの動作など野性的な動きが基本だったわたし……。

綺麗な爪になってしまったがためにそれらのモーションは封印されました。

そうするとありとあらゆる動作が細かくゆっくりとしたものになっていきました。

 

それははたからみると優しく丁寧にものを扱うひとに見えるだろうと気が付きました。

 

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↑綺麗を維持するってタイヘン!な図。

 

綺麗を身にまとってしまうと動きが制限されてしまい、結果的に優しく丁寧な「女性的仕草」が手に入るのかもしれません。

 

誠に不自由なことではありますが、綺麗であることは気分がいいものです。

自分が一番ゴキゲンになれるのでいいものだなあと分かりました。

以前は「なんでお金をたくさん掛けてまで、そんなめんどくさいことをするんだろう。」と思っていましたが、体験してみるとその楽しさが分かりました。だから夢中で続けているひとがいるんだなあとか、ネイルのお店がいっぱいあるんだなあということも分かりました。

 

プロのネイリストさんに施術してもらったマニキュアは一週間経過しても剥げたりすることなく綺麗なままで感動です!

次はジェルネイルを試してみたいなあと思いました☆

ネームちう…

こんにちは、嘉村 朗です。

「まじです!」のネーム中です。

今月も結構悩んでいますがこれまでのようになんとかできると信じてがんばります!(^_^;)

 

今日はパスタを食べました★

 

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イカ墨を練り込んである黒いパスタにキャベツを合わせたらなんだか爽やかな見た目に……!

食物繊維をたくさん摂れそうという理由でキャベツの芯も薄切りにして食べます。

 

新米も美味しいのでもりもり食べています。

【精米】 山形県産 白米 雪若丸 5kg 令和2年産

今年は山形の雪若丸というお米を初めて買ってみました★

あきらめよう。なれないものになろうとするのは

来年は悪魔に寿命を売り渡してでも生産ページ数を増やしたい。

しかし、そこまでしてわたしが一体何を達成しようとしているのか、

何を求めているのか実はよくわからない。

何かもっと頑張らなければいけない気がして焦っているのかもしれない。

 

今のままじゃ駄目で、もっともっと自分を改善しなければいけないと思っている。

 

 この「とにかく今の自分は駄目でなんとかしなければならない」といういじけた気持ちは危険だ。

自分は頑張っている、何か努力をしているような気分にさせる。実際は空回りの努力で、何も効果を上げていないのに。

 

初心に戻ろうと思って久しぶりにドラッカーの「プロフェッショナルの条件」をなんとなく開いてみた。そのページにこう書かれていた。

努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わないこと(P.114)

 

わたしの苦しみの原因はこれだったのかなと思った。

並にしかなれない分野で一流になろうと必死に頑張っていた。時間を掛けても思うような成果を出せないのも当然だった。

わたしがどう頑張っても並にしかなれない分野の例としては

「美しいもの」「非日常の世界を描くこと」「華やかなもの」「人気者の体質」「ドラマチックなもの」

これらはわたしがなんとしても手に入れたいと思って必死になっていたもので、いろいろと関連しそうなものを見たり聞いたりした。どうしたらそれらを身につけられるのか、それらを持っているひとと自分は何が違うのかずっと格闘してきた。

 

でもやればやるほど自分と遠いことが分かるだけだった。

自分はそれらが得意でないとわかっているのに、まったく認めることができなかった。

わたしが描きたい漫画はこれらを身に着けなければ表現不可能だと思っていた。自分には「美しいもの」「非日常の世界を描くこと」「華やかなもの」「人気者の体質」「ドラマチックなもの」を絶対に体得できると思っていた。

 

 

もうやめよう。

わたしには無理だ。

 

 

 

憧れになろうとするのを諦めたところで、わたしにはできることが生まれた。

 

憧れる者の気持ちを、

憧れから身を引く方法を、

憧れが憎しみや嫌悪に裏返る瞬間の気持ちを、

憎悪が敬愛に変わる瞬間を、

わたしは表現できるだろう。

 

 

現実的な手法で、

みんなもできそうな仕方で、

着実な言葉で、

君にだけ届く本当のメッセージを

物語に織り込むことができるだろう。

 

 

諦めると言うとネガティブな言葉に聞こえるが、

諦観の境地に立ったと言えばレベルアップした感じ。

2021年の嘉村朗に乞うご期待!

色紙完成しました

こんにちは、嘉村 朗です。

 

先日、生配信で描いた色紙が完成しました★

飾っていただける店舗の情報は月末あたりにお知らせできるかと思います。

もしお近くでしたら見つけていただけるとうれしいです!

 

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色紙制作の様子はこちらの動画で見られます↓↓

youtu.be

※コメント欄に簡単な目次があります★

 

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まじめだけど、したいんです! (5) (ジュールコミックス)

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  • 作者:嘉村 朗
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黒いパスタ

こんばんは、嘉村 朗です。

今日は黒いパスタを料理しました★

 

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真っ黒でso cool!!

 

イカ墨を練り込んであるパスタです。

 

茹でたらなんかゴムみたいな風貌に……笑

 

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パスタはバターで香りをつけて、黒いイカの塩辛をのせました!!

めっちゃ黒い(笑)

黒い塩辛もイカ墨を混ぜて発酵させた珍味です。

 

イカの塩辛はごはんと食べるより、パスタで食べるほうがわたしは好きかも!

 

イカの塩辛ってなめくじみたいでハロウィンの料理みたいだなあと思いながら楽しく食べました★

ご感想ありがとうございます

こんにちは、嘉村 朗です!

ソルマーレ編集部からお手紙が転送されてきました★

お手紙とプレゼントをどうもありがとうございます!

 

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NUMBER SUGARのキャラメル、気になっていたんです!

とっても美味しいです(T_T)

 

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甘さが沁みる~♡

 

実はスカイツリーへもちょうど上ってきたところでとても楽しかったので、そのときの話を後日ブログに書きたいと思います。

 

ファンレターの宛先はホームページをご参照ください↓↓

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TwitterInstagramでもハッシュタグ#ちっちゃな彼女にせまった結果#まじめだけどしたいんです)を付けて感想をつぶやいていただくとRTします★

メッセージとても嬉しいです(^^)漫画を描く元気が湧いてきます!

いつも応援いただきありがとうございます!

 

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自分の好みを知るためには、好みでないものに出会う必要があった

こんにちは、嘉村 朗です。

先日、老舗のカレー屋で食べたカツカレーが私好みでなかったときの話。

 

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カレーはどこで食べてもだいたい美味しいものだと思うのですが、そのとき食べたカレーはわたしにとって物足りない味のカレーでした。

「もう少し甘みや辛さがあってもいいのに~」と一口めから最後まで思いながら食べた味でした。

しっかり煮込んであっていろんな野菜が溶け込んでいるかんじのルーでこだわりを感じました。でもなんの主張もないぼんやりした味が不思議な気持ちになりました。

 

そのカレーを食べてわかったのは、「やっぱりカレーはいいものだ」ということでした。

 

自分の好みの味がどんなものかわかるのは、自分の好みでない味に出会えたときだと気が付きました。

 

だからこのぼんやりした味のカレーを食べたことを後悔するどころか、謎の感謝が生まれてきました。

カロリーは高いし、貴重な外食機会をぼんやりした食べ物に使ってしまったという空虚な気持ちもありますが、それを上回る学びを得ました。

 

自分好みのカレーの味の照準を絞り込むためにも、いろんな味に出会う必要があると思えました。

これからも食べたことないお店のカレーを食べにいってみようと思いました。