こんにちは、嘉村 朗です。
今日は密教旅で食べたもののお話です。
1日目は京都の東寺を訪れたあと大阪へ移動し一泊しました。翌日の朝に和歌山県の高野山へ行くためです。
大阪なんばのあたりで夕食を食べられるところはないかとウロウロしていると飲み屋が立ち並んでいました。わたしは立ち飲み屋さんのようなところはよくわからないので気が引けてしまい、どこかわたしでも入れそうなお店はないかと大阪の街をうろついていました。
そこでやっと見つけた中華料理店の看板。
ローカル臭満載な料理の写真が載っている看板で日本語で説明も書いてありました。
「こういう料理食べてみたかったんだよね!」とテンションが上りお店へ。
雑居ビルの上にある時点でおや?と思ったのですが、違和感を抱きつつもその時は何故か「ま、いいか。大丈夫だろう」と思い直し狭いエレベーターを上がっていきました。
そこは中国語しか聞こえない空間で、中国語で「日本人!?」と慌てて聞かれたところで「あ……中国の人が愛用するお店なんだ!」と気が付きました。メニューも中国語で周りのお客さんも中国語を話す人ばかりで完全に日本にいながら中国へ来た感じになりました。
メニューを指差しなんとか注文した羊肉スープのビャンビャン麺はとても美味しかったです。
麺はガッシリした噛みごたえのある太麺で日本のひも川うどんやほうとうとも違った美味しい麺でした。
とてもあっさりしたスープで塩気はありません。
テーブルに置いてある調味料で好きなように味付けをするスタイルのようでした。
未知の味わいの調味料たち。
テーブルに置いてあるQRコードで注文するのが中国では常識なんですよね(^^;)支払いもスマホでテーブルに座ったまま済ませられます。だから口頭で注文すると店員さんはドギマギしていました。突然イレギュラーな対応をさせてしまってゴメンと思いましたが、親切に対応していただけて最後は笑顔でバイバイ~して帰りました。
あとから思い起こすとこの店は西安料理の店で、西安といえば空海が留学した長安のことではありませんか!
偶然ですがなんとなく運命♡を感じて嬉しかったという出来事でした。