低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

わたしの漫画はどんな漫画なのか

ガンガンONLINEの持ち込みの後からずっと、「HELLSING」みたいなカッコイイ漫画〜を目指してみようともぞもぞしていた。でも、ここ2日くらい、その考えに囚われ過ぎなんじゃないかと思うようになってきた。
担当さんから、「一度メチャクチャ影響受けたような漫画描いてみなよ」と言われて、そうしてきたんだけど、どうもうまくいかないのです。
合っているとか合っていないという判断は納得いかないと言うか、わたしとしては、一皮むける前の苦労期間(アヒル曲線の平坦になっているところ)だと思いたいです。


ここしばらく描こうとしていたのは、人がばったばった死んでいくような話とか、己の欲望のために戦い抜く頭がイッちゃってる奴らの話とか、そういうのばかりを目指していたのです。
ところが、自分が考えるのに好きなテーマっていうのは、「共食という空間」(←「ともぐい」じゃなくて「きょうしょく」ね☆)とか、「家族ってなにか」とか「性差の不思議」とかなんですよね。あとは「世界の中に確かにいる自分」。


自分が読者として大好きな漫画のジャンルと、書き手として好きな漫画のジャンルって必ずしも一致しないものなのでしょうか…?

もしかするとこのギャップがわたしの強みなのかもしれません。
これを生かすも殺すもわたし次第だということは確かです。


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