低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

やりたいことをやる

昨日は友人と天井桟敷のドキュメンタリー上映を見てきました。
フェスティバルトーキョーの催しの一つです。
寺山修司のインタビューと天井桟敷の公演プレビューを見て、近日のグダグダグズグズな気分に無数のワクワクへのヒントが…!


簡単にいうと、「やってみたいことやってみちゃえばいーんだ!」です。
ありふれたことばですが、わたしにはなかなか上手く完遂できないこと。
友人にも言われて気付きましたが、必ずしも、「好きなもの=作りたいもの」ではないこともあるんですよね。
修司とその舞台の映像をみてもそれを感じました。
寺山修司の感じ」、「天井桟敷の感じ」は好きなんだけど、そのものになりたいわけでも、再現したいわけでもない。
では、どうしたいのか?
わたしはきっと「寺山修司の感じ」、「天井桟敷の感じ」を食べて、自分の栄養にしたいのではないでしょうか。
修司に限らず、わたしはいつもそうなのです。
好きなものはたくさんありますが、それらが「わたしのやりたいこと、作りたいもの」とイコールになることはほぼありません。
何故か、許せないのです。真似したくないとか、そんな感情ではなく、必要性がない。そんな感じです。


前向きに考えてみれば、「わたしのやりたいこと、作りたいもの」とは「完全にわたしのフィルターを通して生まれた何か」でしょうか。
…今回の記事を通してわかったのは、わたしが自分のフィルターをかなり信用しているということです。
(ー∀ー;)(自信というよりも信用…)


自分がやってみたいことが見えてきたところで、次の創作も頑張ります!