低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

じぶんのきもちをわかってもらうために

誰かがTwitterで、自分の夢とか野望はどんどん公表したほうがいい!とツイートしていました。
自分の志に共感してくれる仲間を呼び込むのにも必要なことだって。

わたしもその通りだと思いました。
欲しいものは自分から取りに行かなければ手に入らないものです。
そこで、自分の野望とかを書いておこうとしたのですが、
改めて自分のやろうとしていることを公に向けて書こうとすると、
どうもうまくまとまらないのでした。

自分の中では「こうしたい!」ってイメージも言葉もあるのに、
それを「正確に」他人に伝えようと思うと簡単には書けないのです。

しかしながら、このようにうまく言葉にできるようになるまで待っていたのでは、
いつになっても自分の野望を公言することができないのです。
時間がかかればかかるほど、
わたしの志に共感・協力してくれるかもしれない人と接触するチャンスが減るということです。

もしかしたら、
一度にわたしの考えていることを
わかってもらおうとしない方がいいのかもしれません。

やりとりを通じ、考え方や意見の受け取り方を互いが柔軟に変化させ、
相手のイメージを作り上げていくものなのかもしれません。

きっとコミュニケーションってそういうなだらかな関係なのでしょう。

相手の持つ不定形なイメージや想いは、
一度のやりとりで得られるものじゃない。
幾重にも重ねた情報交換の末に手に入れられるもの……。


だから自分のやろうとしていること、一つ一つを丁寧に、何度でも投げかけていこうと思います。