低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

プロット停滞

書きたいテーマも、描きたい情景も、描きたい気持ちもメッセージも、やってみたいアプローチの仕方もたくさんあるのに、なーんか形にならない。

書きだしてみては「あーなんかつまんねーなー」となって振り出しに戻るし・・・。

ここしばらく描いた漫画は
「日常的でささやかだけど大切だと思う出来事」みたいな地味〜なものばかり。
描いているうちに、こういう分野が意外と得意?というか描きやすいんだろうとわかってきた。

読み切りで、世界観とか人間関係とかを細かく設定してしまうと
「連載第一話ってかんじですね」と言われるようなもんになっちゃうし(´Д`;)

だからといって、いつまでも同じようなことばかりしていても、成長は見込めないし。


今まで避けてきた表現方法っていうのもある。
小難しい感じのするモノローグとか、人を責めるセリフ使いとか、憎悪の塊みたいな奴とか・・・。
絶対的悪者も出そうとしない。とにかくシリアス場面がない。
(わたしはコメディのつもりでも、編集さんにどシリアスだと思われることもあるので怪しいところではあるのですが・・・汗)

だけど、そういう今まで遠ざけてきたものを
敢えて取り入れてみる事でなにかわかることもあるかもしれないですよねー。
ちゃっちゃかものを作れない自分が情けないですが、
書いて書いて試すしかないのでしょうね。

えいおーヽ(´Σ`)ノ

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