低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

ものを持ちたくないけどものに埋もれて生きてる

できることなら外出するときは何も持たずに出かけたい。
部屋には極力何も置きたくないし、
ものを所有したり権利を主張したりしたくもない。

だけどわたしの部屋は本やノートやその他諸々で埋もれているし、
毎月確実に本が積まれていっているし
アマゾンのほしい物リストはいつのまにか150点いってる・・・
(去年までは10点くらいしかなかったのに!)

なんかおかしいよ!!
・・・とぼんやり思ったりする。
ものを消費することで経済がまわる〜から皆もっと消費してくれよーと
TVではうるさくせっついてくる(ように聞こえる)んだけれど、
ものを作って売ってそれが誰かの手元にいって・・・
そしてそのあとはどうなるんだろう?
ものが1つの場所にとどまることなく流れていくことが大切なのに、
消費者の手元にたどり着いた途端行方を失ってしまって
山のように積み上がっていっているようにしか感じられないんだけれど・・・
またはゴミ捨て場。

ものを次から次へと回すぐるぐるゲームが上手くできていないこの感じ。
これは・・・なんかおかしい。。。

ものは必要なだけあればいいじゃないの、と思うんだけれど
足りなかったらそれはもうしょうがないじゃないの、と思うんだけれど

でも、ものを作るのに資料は絶対必要なんだよなー・・・
ということで部屋に積まれていく本やらノートやらを眺めながら
ジレンマを感じているのであった/(^o^)\