低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

音楽をかうこと

PCを買い換えたらダウンロード購入した音楽の一部が聴けなくなってしまった。
よくわからないけれど同じWindows MediaPlayerでないと
聴けない仕様になっているようだ・・・/(^o^)\ナンテコッタイ

せっかく買ったのにファイルが再生できないなんて残念悲劇!
とか思ったけれど、
もともと音楽なんて形のないもの。
演奏家がいて、(必ずしも必要とはしないけれど)楽器があって、
(真面目に聴いている聴いていないにかかわらず)聴く人がいて、
liveでしか存在しないような、
出会うことのできないようなものだった(はず)。

録音していつでも雑音の入っていない完璧なメロディを聴けるだけ
いいじゃないかと思うようにした。。。

好きな曲ならまたお金を払って買えばいいじゃないかと思えた。

とある人に「CDなんか買ってるの?ネットで検索すればタダで聴けるじゃん」
と言われたときはなんかしょんぼりしたなー

Youtubeとかの動画サイトで検索すれば
簡単に曲を見たり聴いたりできるようになったいまでは
音楽とか映像とかの創作物にお金を払うという感覚が薄くなってるのかなあ・・・?
物質的に手元に残らないから?
知らない曲を見つけるのにそういうサイトの中を探すことはあるけれど、
気に入ったら曲は買うようにしている。またはレンタル。
買って聴いたほうが音がいいし。
PCで聴くとPCの雑音が入るし。音源で聞くと動画サイトを再生しているときには聞こえない音がたくさん含まれていることがわかるんですよね・・・。

ものにお金を渡すというのは対価を支払うというより、
自分がもっとその続きを欲しいからなんですよねー
だいたい、そのもの自体に価値があるかないかなんて全然わかんないし。
価値なんてどうでもいいというか。

ただ、それが好きで、
「君、いいよ!!(*゚∀゚)ノ」って気持ちになって、
「もっとなんか作ってくれよ!!」「早くみせてくれよ!」
って気持ちでなにかを買うんだよ(たぶん)。わたしは。

中高生のころは全然そんなきもちにならなかったし、
ものにお金を渡すことについて何も考えていなかったけれど、
いまはそう思うよ。。。

(たぶん、自分がものを人に見せて生きている立場にたっていることに気づいたからかもしれない・・・)