低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

じぶんの結婚について考える【1】

わたしは一人では生きていけないと、近頃なんとなくわかってきたので結婚でもするかと思ったのですが、なかなか面倒くさいものです。しかしながら、こうして結婚というものが身に差し迫ってくると今までよくわからなかったことがリアルに考えられるようにもなるようです。

漫画は描き続ける

これはどう考えても譲れないことです。仕事をしたい続けたいという気持ちの問題でなく、何があっても漫画をやめることはだけ絶対にできないのです。意地とか欲とか関係なく、そういうものなのです。

子は20代で生んだほうがいいと思う

その上で、子供をどうするか問題が当然でてくるわけです。
わたしは30を過ぎたら子供を生むつもりがありません。(いまのところ)
医療技術の進歩により高齢出産が増えたとかニュースでたまに聞きますが、それは高度な医療技術のおかげで高齢出産による危険性が少しだけ和らいだのであり、人間が高齢で産める身体に進化したという意味ではないと思います。
医療に頼らず産んで育って暮らしていけたらそれが一番楽で幸せだと思いますし・・・。

それに、自分が今の老人並に80まで生きられるのか正直自信がありません。
わたしはかなり健康な身体をもって生まれてきましたが、これからの世代も寿命が伸びていくとはなんとなく信じ難いです。。そんなわたしでも両親を看取ってからサヨナラしたいなーとは思っていますけれども。
以上を考慮すると「相手探してしばらく交際していろいろ準備して〜あれこれ」なんて悠長なことを言っていられなくなってきたのが現状・・・!えええ〜(´д`;)直視したくない現実。

前にもちょっと書いていたけれど、↓
 2011-12-31 ちょ、いま気づいたしwwってことをメモっておくぜ。
べつに自分の遺伝子を継承することないんじゃないかなーと思ったりもしています。
身体性を抜きにした「なにか」を継承する方法があるんじゃないかなーとか。人間だから、そういうこともできんじゃないかなーとか。

誰のための結婚か

結婚もしないし、子供も産まない!と決めてしまえばそれで終わりにできるような気もするのですが、それだと家族が少し気の毒なのですよねー。祖母とかわたしが結婚して子供を育てることを昔からとても楽しみにしているのを知っていますし。
「それじゃ、自分のために生きてないじゃん!」と思うひともいるかもしれないけれど、結婚なんてその程度のことなんです。家族のためにするというか。わたしは今漫画を描かせてもらっているだけでもう十分すきにさせていただいているのです。十分わがままに生きてしまっているんです\(^o^)/わー
家族とかわたしと一緒になった(推定未来)ひとが楽に穏やかに暮らせりゃいいんれす。

あーめんどくさいよー。こまったこまった〜(←切迫感ない)

そしてわたしは、こんなところにすべてを捨てきれない(freeになれない)自分を見るのです。
ただ、宇宙の平和のために献身できるような人間になれないわたしを見てしまうのです・・・。

そんな自分を平凡なやつだなーと残念に感じつつ、けっこう嫌いじゃなかったりするアルね。

結婚を起点にした思考はまだまだあるのでつづく...