低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

「地獄のサラミちゃん

TSUTAYA有楽町マルイ店限定販売と書かれていたのと
絵の感じが「わたしを買ったほうがいいわヨ」と誘惑するので
これも何かの縁だと思い、手にとった「地獄のサラミちゃん」。

Kindleでも買えるようです!

ワガママで強引なサラミちゃん。
厄介な子だなあ…と思いながら読み始めるのですが
回を追うごとにサラミちゃんと仲間たちの
ドタバタ劇が愛おしく感じられてくる素敵漫画でした。

あとがきコメントもじんわり胸に響きます。

目の前に壁があれば、こわす。
こわすってことは、自分も、
痛い思いをしているはずなんです。
それでも、止められないんです。
止めてまで、生きていたくないんです。

サラミちゃんは自然にやっていることで
あまり深く考えてないかもしれないけれど、
痛い思いをしても突き進むってすごいことです。

漫画を読んでからこのあとがきを読むと
サラミちゃんはこれでいいんだよな〜と思えて
ニヤニヤ顔でモデルポーズをキメてるサラミちゃんが
頭に自然と浮かんでくるのでした。