部屋の掃除をしたら昔々の墨汁が出てきました。
排水口にそのまま流すのは躊躇われる量でしたので
一緒に発掘された雑紙に字の練習をしました。
『書家必携 上』をお手本に目についたものを
気の向くままに書きました。
「惟休(いきゅう)」という言葉がありまして、
「この有難き幸い」という意味合いだそうです。
この字を書いているとなんだか癒やされました。
ただやすむと書いて有難き幸いとは…
とても染み入ります。
昼に始めて墨汁を使い切る頃には日が沈んでいたので
人生で一番長い時間をかけて字の練習をしていたのではないでしょうか。
いつものペンタブで書いた下手くそな字の印象を払拭するためにも!
上手く書けた字を写真に撮ってお見せしたかったのですが!
よく書けたやつに限って!
中学のときのテスト用紙やエロ同人誌のネームの上に書いたものばかりだったのでお見せできません!
残念です。
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