『大学・中庸』

大学・中庸 (岩波文庫)

ここしばらく上手くいかないことや漠然とした不安に気持ちがもやもやとしておりました。そんなとき、なんとなく積んであった『大学・中庸』を手にとって読んでいたんです。そうしたらちょっと元気が出ました。

自分でもよくわからないけれど、「不安かもしれないし、上手くいかないと感じることもありますが、まあ大丈ブイ。」と孔子っぽいオジサンが両手でVサインをしている様が頭に浮かぶようなそんな気持ちになれました。

天命之謂性、率性之謂道、修道之謂教、道也者、不可須臾離也、　（『中庸』第一章凡二節）

天命として人や万物のそれぞれに与えられたものが性（本性）*1であり、その本性のあるがままにしたがっていくとそこにできあがるのが人として当然に踏み行うべき道である。その道はいつでもどこにでもあるもので、少しも人から離れることのないものであるそうです。

そういう教えがむか〜し昔から伝えられ沢山の人がありがたがって学んできたということがほんのりとわたしを勇気づけてくれます。。。ほんのりと。

とにかく手を動かし頭を動かし、頑張ってみます！＞＜

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*1:「本性」という言葉のもつイメージのままに受け取ってはいけません。本性というのは「天命として人や万物のそれぞれに与えられたもの」のことであり、裏の顔とかピンチに遭遇した時にのみ見られる真の姿のことを意味していません。