低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

負の感情はうんこなので速やかに捨てようと

ふとした瞬間に訳もなくいじけたり不貞腐れてしまうことがあります。

そのような感情を他者に波及させないためにも、この暗い感情を自分でうまく処理出来ないものかと考えていました。我慢するのではなく、消滅させる方法を探していました。

結論:負の感情はうんこである!

いきなり汚い感じですが、どういうことなのか説明いたします。

結論は「負の感情はうんこみたいなものだから、生まれたらさっさと捨ててしまいましょう。」ということです。

そもそもわたしは自分の中から生まれるあらゆる事象を愛おしく思うところがありました。人によってはナルシスティックだと捉えるかもしれませんが、自分の身体や考えや作ったものや何でも自分に関わったものについて、いい所も悪いところもすべてが嫌いになれないようなのです。好きであるというより、「嫌いになったらかわいそう」というか、「まあとりあえず成り行きを見守ってみようじゃありませんか。」という態度をとりたくなってしまうのです。

だからでしょうか。
負の感情さえも捨てるに捨てられないでいたのです。
この悪い感情も自分の一部なんだなあと標本箱に入れて眺めてしまうのです。


しかし!嫌な感情はだいたいが悪い妄想です。
ありもしない現実です。過去にあったことだとしても、今、この瞬間には起きていないことならば、それはもうただの妄想です。大事に温めていてはいけない代物です。


わかっていても、一体この暗い感情をどう捨てればいいのか!

そこで気付きました。
負の感情はうんこなのだと。

うんこは速やかに適切に始末されなければいけません。
そうしないと雑菌が繁殖して病気になってしまうからです。

負の感情も生まれるまではよいのです。
生まれたあとはそれを速やかに捨てなければ。
でないと悪い妄想が膨れ上がり自分の心と身体を蝕み始めます。病気になってしまうのです…。

わたしはうんこも別に嫌いではないのです。(嫌いではない=好き という意味ではありません!繰り返しますけど)

でもやっぱりすぐにトイレで水に流して始末します。
負の感情も同じように始末できるはずです。手放してよいのだと気付けたから、それでよいのだと。

とりあえず一つ解決に近づけました。…というお話でした。