低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

くるみ

妹とたくさん話をしました。


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彼女がニューヨークを見てきたときに感じたことの話が面白くて、要約すると「(彼女の見たニューヨークは)街全体が気取ってないのに様になっていた。」というものです。

 

そこから転じて、「日本の新しい街の整備されすぎ感は一体何なのか?」についてしばし話し合いました。

整備されすぎ感の一例としては、ショッピングセンターがどこも同じ雰囲気と内容であることや新築マンションの作りや雰囲気が非常に似通っていることです。オシャレなカフェや駅やインテリアにこだわった部屋etc.

 

みんなみんな気取っているくせに、完璧なくせに、いまひとつテンションが上がらない。

なぜか。

……。

 

時間がきて結論を出せずに別れましたが、なかなか貴重な視点を得られました。

 

「何かを気取る」というのは、憧れや理想のふりをするということ。

手っ取り早く正解をつかみ取り、成果をあげようとすること。

 

気取っているうちは真の「オリジナル」にはなれないということです。

 

わたしは嘉村 朗original になりたいですよ。