低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

バレエ「白鳥の湖」を観てきました

バレエ「白鳥の湖」を観てきました。

 

結論から言いますと、「バレエっていい!(*゚∀゚///)」です。

 

バレエは音楽と踊りで物語をみせる劇。

能とかオペラみたいに予習をしておかないと
意味がわからなくて寝てしまうかもしれない(^o^;)

 

というわけで、

念のために行きの電車の中で
白鳥の湖」のストーリーを読んでから挑みました。

 

先にストーリーを把握した状態で見ると

「いま、主人公の王子様が憂鬱な気分になっている場面なんだな」とか

「王子が一目惚れしても姫はすぐに心を許さないのだな」とか

 

舞台上で起きていることと
自分の知っているストーリーを
すり合わせながら観ることになります。

 

すると場面や動きへの解釈が
自由にどんどん広がっていくのを感じました。

 

youtu.be

 

言葉がないからこそ
舞台上で起きている現象の解釈が
見ている側に委ねられてしまう。

 

見ている人が見たいものを見てしまう。

 

見ている人が欲している答えを
浮かび上がらせてしまうものになる……。

 

なんでもかんでも
言葉で説明してしまうことが
良いとは限らないのかもしれない。

 

そんな「表現」も必要なのだと気がつきました。