低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

瀬戸際

ふと思った。

病院があって、すぐに診察してもらえて、薬を買うことができて……適切な治療を施してもらえるって本当にすごいことだ!って。

 

先日、帯状疱疹になった。

あの日、もし医療を受けられなかったら、帯状疱疹の後遺症でこのまま介護が必要な身体になっていたかもしれない。

そんなことを想像したらゾッとした。

わたしはあの日、漫画の続きを描けなくなる瀬戸際にいたんだ。

そんなこと、今まで考えもしなかった。

 

当たり前のように福祉を享受していたけれど、それを維持していく努力をこれからもしていかなければいけないんだと身を持ってわかった。

 

健康な身体に生まれたからちょっとした怪我や病気もすぐ治ると思い込んでいたけれど、健康だからちょっとくらい雑に扱ってもいいなんて考え方を改めなきゃ。

 

これからはもっと身体を大事にしていこうと思った。