こんにちは、嘉村朗です。
最近、趣味で西洋占星術を勉強しているのですが、瞑想や数秘術の理論とリンクしてくるので面白いです。
どんなところがリンクしているのかというと、非常に現実的というか、素朴なまでに当たり前のことに収束していくところです。
子供の頃は占いや瞑想は神秘的なもの、不思議で幻想的で精神的なイメージを抱いていました。魔法のような非現実的で空想上のものだけど惹かれてしまう約束のようなものと思っていました。
しかし勉強が深まっていくと、占いも瞑想もひたすらに現実を察知するためのものに見えてきました。
我々は現実に起きていることをすべて認識することができません。
目に映っても見えていなかったり、
音が流れていても聞こえなかったり気にしなかったり。
そのうえ「たぶんこういう意味だと思う~」と想像をあたかも本当のことのように話したりします。
近い未来に起きえることは今現実に起きていることの先にあります。
占いや瞑想は、今この瞬間の現実をちゃんと認識するための訓練なんだと思いました。
現実を認識する訓練を続けていると、不意に起きた違和感に気がつけるようになります。(直感が正確に働くということです。)
違和感の正体を取り除くために対応策を考えて行動することができるので、大きなトラブルに巻き込まれずに済むというわけです。
人間の作り出した架空のストーリーは人間を楽しませ豊かにもしますが、同時に被害妄想や不安、猜疑心の原因にもなります。
ストーリーテリングは人の心を豊かにするもの、みんなに見えている現実を色鮮やかにするものとして使えるようになりたいと思いました。