こんにちは、嘉村 朗です。
昨日の記事を書いて、自分があくせくと空回りしながらなんとか手に入れようとしていた美意識が間違っていたことに気が付きました。気が付いただけで、まだわたしの中で納得できていません。本当の意味でわたしはコンプレックスと向き合えていません。
気分転換に街から遠ざかるようにして散歩をしました。
道端にホトケノザやスギナが群生しているのを見つけたら、ふと「ああいうのがわたしっぽいなあ……」と思いました。
「あれがわたしかぁ……」と呟く声はつまらなそうでしたが、しっくりくる感じもありました。
ふと橋から川を見下ろしたら、欄干の付け根に変なものがありました。
見つけた瞬間にテンションが上ったのでまた、「これもわたしだ……」と思いました。
写真の左側から説明すると、苔の塊がありました。
なぜか島のようにポツンとあるのでおもしろかったです。
真ん中は何かの菌の群れでしょうか?キノコみたいにも見えます……。
一番右側は赤いキノコが生えていました。気持ち悪い色です。
わたしにとって自然と目に止まってしまうもの。
わたしはそれらを特別に綺麗だとは全然思わないけれど、綺麗な瞬間があることを知っている。
これからしばらく、自分ぽいものを見つけて写真に撮ってみたりメモしてみようと思いました。
そうしたらわたしのやるべきことが見つかるような気がしたんです。自分のセンスを信じられないし、センスも筋も良いと思えないからこそ、「自分ぽいなあ」としっくりくるものを集めてみようと思います。