低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

「この程度の出来」なんて言葉はさよなら…

こんにちは、嘉村 朗です。

夏風邪でここ数日、発熱が続いていました。

いまは回復してきました。

 

抗原検査は陰性でした。発熱以外に症状がないので違うと思っていましたが、コロナかなあ~と不安になるものですね。引き続き注意しながら生活していきます。

 

写真はカレが作ってくれたバターチキンカレーです。

最近はもっぱら、カレが本格的なスパイスカレーを作ってくれます。

 

写真のように冷凍したごはんを崩さずに盛りつけるなんて、わたしは他人の目が気になって絶対したくないのですが、カレは気にしません。そういうところがとても救われるというか、癒やされるというか、緊張しなくていいんだなと感じる瞬間です。(絶対したくない!という抵抗感からTwitterには写真を上げず、ブログにアップしているわけです。つまらない見栄ですよねまったく。)

 

「この程度の出来でもアリなんだ……」と思う瞬間が増えたので、私生活での切迫感が減り、かなり気楽になってきたように思います。

わたしは「がっかりさせないようにキチンとやりたい!」という願いが強すぎてハラハラしていることが多い人生だったのかも……と感じるこの頃です。

 

 

そして「この程度の出来でもアリなんだ……」って言いかた。

相手に対してすごく失礼な感想だなあと感じるし、できないひとや、そうしていないひとを見下している視線が内在しているのを感じるのでポジティブな状況で出したくない言葉なのですが、

「この程度の出来」と評価しているわたし自身が間違っていると気がつきました。

目の前に「在る」ものに対していつも感謝したり喜んだりできるようになれたら、「この程度の出来で……」なんて感じなくて済むようになるかもしれません。自分のやっていることにも「この程度しかできてない」とダメ出しばかりせずに済むかもしれません。

 

わたしは一体どうあるべきかを考えれば考えるほど、正しい行為や振る舞い方なんてどこにもなくて、ただただ

「状況による」

「適切に対応する」

の連続でしかないのだなと思うばかりです……。

 

高校生の頃のわたしには説明しても理解できない感覚ですね。