低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

マイナスな感情から復活できるようになってきた

こんにちは、嘉村 朗です。

 

「色即是空空即是色」を体得したわけではありませんが、この言葉の意味するところを理解できるようになってきたせいか、

だいたいの悩みや苛立ちを自分で解放していけるようになってきました。

 

マイナスな感情からの復活

マイナスな感情からの復活が以前よりも簡単にできるようになってきたのが最近の嬉しいことです。

「どうして漫画をもっとうまく作れないんだ」とか「どうしてあんな嫌な言葉を言ってしまったんだ」とか、そういった自分についてウンザリする体験が消失したわけではありません。回数が減ってもいません。むしろ大人になってからのほうが世界をより細かく見るようになったので気持ちがざわつくことが増えました。

怒っているひとや意地悪なひとを見かけるたびに、毎回落ち込んだり悲しい気持ちになります。

そうやってマイナスな感情になったあとの復活が容易にできるようになりました。

 

一度凹んでから復活

一度凹んでから復活。

それでよかったんだなとわかりました。

 

これまでのわたしは強さとは凹まないことだと思っていたんです。嫌な言葉や怖い言葉に遭遇しても気分を悪くしないような「強い気持ち」があるのだと思っていたんです。

 

でもよく考えてみると、嫌な言葉に出会って嫌な気持ちになるのは健康な感性だから起きることです。

苦いものを食べたら味覚が苦いと感知する。そして「これは苦いですね」と言葉にできるのが正常な身体だと思います。

 

わたしは身体の苦いという反応を感じておきながら、「この程度で苦いとか言うのは人間として未熟だと思われるかもしれない。恥ずかしいことかもしれない。」などと意味不明な自意識を発揮したうえで、「べつに苦くないね」と言葉に出すことばかりしてきたんだなと思いました。素直に感じたまま「苦い」と言葉にすればいいだけなのに。

 

わたしのブログの内容は正確に理解されない

わたしは自分の気が付いたことを共有したくて記事に書いていますが、これらは全部わたしの理解したままに伝えられません。どう頑張っても伝わらないことを理解しています。

だからこそ、ここまで読んでくれたあなたに一層の感謝をお伝えしたい。どうもありがとうございます。

わたしが少しだけ楽になった方法をそのまま共有できればいいのですが、テレパシーが使えるわけでもないので無理ですね。残念です。

それでもこうして「わかりそうな気がする」感じが嬉しいことだなって思います。