ひとを楽しませるって何かな?
以前のわたしは「感情を高ぶらせる」とか、「気持ちを増幅させる」のがいいことだと思っていた。
漫画は読者をいかにドキドキわくわくさせるか、
気持ちの乱高下を楽しんでもらえるか。
それがエンタメじゃん!と信じてドキドキわくわくを提供しようと一生懸命だった。
現在のわたしはというと、
他人の心をどうにかしてやろうなんて、どうでもいいことに感じている。
「どうでもいい」というのは、どっちに転んでも良いねくらいの意味。
どっちも良いねと言えてしまうのは興味関心が消失しているからだ。
これは良いことだと思う。
では、わたしは現在何に一生懸命なのだろう?
しいて言うなら自然体な自分を探している。
どこにいても誰に囲まれていても自分らしくいられるように在りたくて、自分がどういうものかを探している。
答えを自分の外側に求めるのではなくて、
自分の心を観察して、身体の反応を観察して、
自分が一体どんな人間なのか、感じようとしている。
その答えを見つけたわたしが提供する「ひとを楽しませる」ものは
これまでよりずっとみんなのためになるのではないか
そんな予感がしている。