低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

洗剤をやめてみた話②

今回のわたしの場合ですが

「洗剤をやめる」というのは、

掃除や洗濯、食器洗いをするときに界面活性剤や化学薬品の使用を中止した感じです。

 

実際にわたしがやめてみたこと

  • ウレタンスポンジ、メラミンスポンジをやめた
  • 界面活性剤入りの食器洗い洗剤をやめた
  • 液体ボディソープをやめた
  • シャンプーとトリートメントをやめた
  • 液体手洗い石鹸をやめた
  • 洗顔フォームをやめた
  • 洗濯洗剤をやめた
  • お風呂洗剤をやめた
  • トイレの洗剤をやめた

洗剤をやめてどのような変化が見られたか

鍋がピカピカ光るようになった

どういう理由かはわからないのですが、ステンレス製の鍋やボウルがピカピカし始めました。

くすみがなくなって鏡のように自分の姿が反射するような艶が出てきたんです。

ガラ紡の布で洗っているから普通にステンレスの表面が磨かれたのかもしれません。

あと、コップの茶渋もいつのまにか取れてピカピカしてきました。

ガラスのコップ、陶器の器、それらのくすみもとれて透明感が戻ってきた感じがして嬉しいです。

この調子でバスタブやキッチンシンクもピカピカしてこないかな~と様子を見ています。

 

疲れない

シャンプーを止めて石鹸や乳酸菌で髪や身体を洗うようになって気付いたことなのですが、洗浄後の疲れがないんですよね。

これまでの自分が髪を洗いながら疲れていたんだと逆に気付いてしまったというか。

洗剤を止めたら、

ずっと息を止めてるような疲れ、酸欠のときのような疲れを感じなくなったように思います。

ただ、石鹸や乳酸菌は可愛い香りではないのがデメリットです。

シャンプーやボディソープは可愛い香りがして髪が揺れたときにいい香りがおしゃれでいいなあと思います。

素朴に生きていると、そのうち人工香料は気持ちが悪いと感じるようになるのでしょうか……?

使用中の洗浄剤など

柔軟剤もいらないし、すすぎも1回でいいし洗濯がラクです。水の量は洗濯物に対してひたひたより多めの水量にしたほうがいいと思います。

汚れが水に移って流れるように、布が泳ぐくらいの水量にしましょう。洗濯物の入れすぎには気をつけたほうがいいと思います。

 

これらの洗浄剤はちょっと手間がかかるし、高価です。ドラッグストアへ行くと界面活性剤入りの洗剤はすごく安いとわかります。

だから人に薦めても煙たがられるだけだろうなあと思ったりします。

わたしもやってみるまで良さを実感できませんでした。良さがわかってからも、言葉で説明しきれないものがあることも知りました。

これまでの生活スタイルと価値観、常識が崩壊する体験だなあと思います。

 

わたし自身、このようなナチュラルテイストの暮らしを実践してみて毎日迷ったり、これでいいのだろうか……と困惑することも多いです。

ファッションとしてのナチュラルな暮らしをしたいのではなく、ただ単純に「水と空気を汚したくない」だけなのに。そんな選択が同居人や隣人に迷惑をかけたりしているんじゃないかと不安になります。

豊かさって、美しさって、健やかさって何なんだろうと迷ってしまうんです。

 

もう少しあれこれ試しながら自分が落ち着くところを探したいです。

 

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