こんにちは、嘉村朗です。
完熟バナナと黒糖の蒸しパンを作ってみました。

昨夜に夫が「衝動は抑えないでやってみたほうがいい。今しかないのだから」(そんな感じの内容でした。一字一句覚えられていません。)と言ってくれて、それを聞いたら
「じゃあ…重曹を使った蒸しパン作りをしてみたい」
「黒糖を使った蒸しパンも作ってみたい」
そういう気持ちが次々浮かんで、わたしはそれをやってみていいんだ。明日やろう!と思えました。
どうしてそんな簡単なことをやってはいけない、今はやるべきでないと思っていたのでしょう。
少しでも漫画の続きを書かなきゃ、漫画に役立つことをしなきゃ、漫画に関係することを少しでも積み上げなきゃ…料理や家事なんかやっている場合じゃない!という気持ちでいっぱいでした。
今猛烈にやりたいことを一つ一つやり遂げて満足を感じて次々体験を重ねていったら、またいつか猛烈に漫画を作りたくてしかたなくなる順番が巡ってくるならいいのになと思いました。
こういうふうに、最後には漫画に絡めて考えてしまうこと自体が、漫画に対しておかしな執着を持っている証拠なのかもしれません。漫画を描くこと、漫画を作ること、漫画を楽しむこと、理想の漫画……一度全部手放して、わたしの内面から「漫画」という言葉に対する印象を消してしまいたいです。
わたしの中にある「漫画」という言葉から意味が消失するまで、漫画以外に楽しくてスゴいことが世界にはいっぱいあるんだと知ることが必要なのかなって考えたりしました。