低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

2016年、お世話になりました

2016年ももうすぐ終わりですね。

今年は「まじめだけど、したいんです!」の連載が始まり、「ちっちゃな彼女にせまった結果。」と共に読者さんからたくさんの反響をいただけた年でした。

みなさま、本当にどうもありがとうございました!

これからも編集さんと共に胸キュンな漫画を目指して頑張ってまいります!是非ともご期待くださいませ!!

それではみなさま、よいお年を♡


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年越しはひとりで雑事に追われながら終わりそうです。たまには甘いものでも…とファミマでシュークリームを買ってきました。クッキーシューは想像と違いましたがカスタードクリームがとても美味しかったです!!

HP更新しました

HP【低徊趣味】を更新しました。

  • トップイラスト更新
  • galleryにお仕事絵追加

トップイラストは「まじめだけど、したいんです!」の二人です。イラストの全体は年賀状を出し終わった後にでも改めて公開しようと思います。

お仕事絵はほりえともよ先生『強引社長に捕獲されました!?』の表紙イラストです。使用されたものにすこし加工を施してあります。

web漫画:低徊趣味

 

強引社長に捕獲されました!? (マカロン文庫)

強引社長に捕獲されました!? (マカロン文庫)

 

 

ノイズのないメッセージを贈るために

言葉を自分の中から外界へと発するとき、誰に向けてのメッセージなのかを意識しているだろうか。

自分が相手にわかってほしいこと、相手がスムーズにそれをわかるように言葉を選び取ること。その2つを意識してメッセージを作り上げなければならない。

言葉一つ一つを織りなして出来上がった文章が自分のイメージにシンクロしていくにつれ、この場にいない人への配慮やこんなふうに思われたいという自己イメージが混ざり込んではいないか。

それらはメッセージのノイズになる。

いま目の前にいるメッセージの受け手が誤解をする元になる。大事なのはいま目の前にいる人だということを忘れてはいけない。

しかしながら、自分の考えや想いが明確でかつ相手にわかりやすいメッセージが出来上がった時に自分の中で矛盾や嘘が生じることも多々ある。

「本当はこういう事情もあるんだけど……」

「本当の自分はもっとこんなこともできるんだけど……」

それを自分が引き受ける。この状態もまた「優しい嘘」ではないか。

こちらの細かい事情など相手は知らなくていいかもしれないし、「自分はこんなこともできるよ」というアピールがしたければ別の機会を作ってメッセージを発信し直せばいい。

それがわかったところで、わたしも一度や二度の言葉の応酬で相手を100%理解しようとしなくていいのだ。理解してもらおうとしなくてよい。関係の構築は一朝一夕で成るものでない。もっと丁寧に時間をかけて育てていくものなのだろう。