今までわたしは、CGだとアナログのようなトーンの削りはできないのだという偏見をもっていました。
CGによる漫画制作の技法書では、CGでの削りを主にスプレーブラシでおこなうか、グラデーションで薄くさせてしまうかという方法が書かれています。仕上がりはなんとなく「もわっ」とした印象で、わたしは好きになれませんでした。
いかにも「CGなんだな」っていう画面の感じに馴染めないせいでしょう。写真を二値化したままのような画面が多すぎると酔っちゃうんですよね。
だから自分の漫画はCGを使ってもアナログの感じを出していきたいと思っています。
削りはできないんだーと思っていたわたしは、当初、極力削りのない演出で攻めていこうと思っていましたが、やはり作業していると削りは必要になるのでした。
「ここはグラデじゃだめなんだー><削りじゃないとだめなんだー!!!」みたいな。
そこで試しに消しゴム機能でトーンを削ってみたところ、思ったよりもうまく削れました。(当人比)首と襟のトーンを削ってあります。(上の写真。)*1
できないと思っていちゃダメですね;;;実際にやってみないと……
なんかやり直しは効くし、拡大表示できるから細かく削れるし、選択機能やレイヤー分けでマスキングもできるから、アナログより便利な点も結構あるかも。。。
残り4ページです。今日中に終わらせられたらうれしいです。おー
*1:わたしの削りはアナログでもまだまだ下手クソなレベルなので「キレイ」というには語弊がありますが……すみません。