※ネタバレ込です
「ぼのぼの」の30巻を読みました。
- 作者: いがらしみきお
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2008/03/07
- メディア: コミック
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アライグマくんが一人旅から帰ってきて、
旅先での恋の話をするエピソードがあるのです。
それがすごくすごーく切なかった。
アライグマくんが出会った女の子・モンちゃん。(たぶんアライグマ)
モンちゃんは年老いた父親と暮らしていて、
いつも忙しくて、
友達がいなくて、
勝気な子で、
とくに好きなものもなくて、
夢も(これといって)ないようで、
どこにでもいるような、
みんなが忘れてしまいそうな、
誰にも思い出してもらえなそうな
女の子。
「オレが好きになったのはそんな子だ」
っていうアライグマくん・・・
「オレは帰ってモンちゃんを何度も何度も思い出そう」
と心に誓うアライグマくん・・・
なんかすごくキュンとした><
なんでもない女の子だけど、オレはちゃんと見てるよ。
覚えているよ。っていうアライグマくんの
淡い恋心にキュンとしたーーーー!!
(というかわたしのツボなんだよね。きっと。こういう関係。。。
僕だけは君を見てるよという・・・←わたしは「天使ポジション」と勝手に呼んでいる。)
ぼのぼのの面白さや魅力を誰かと語りたいが、
言葉でうまく紹介できないもどかしさ・・・
言葉で説明しない可笑しさなのかも・・・?
この「間」、この「状況」、この「会話」、この「やりとり」、
思わずウケてしまうよねえ?
呆れちゃうよねえ?
でもそんな僕達(ボケてる君とウケてる僕の関係)が好きだよねえ?
っていう安心感というか平和感を「ぼのぼの」読んでいると感じます。。。