低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

そこらに生えてるもので生きてる


庭にミョウガが生えてくるので摘みました。
味が濃くておいしいです。

そこらに生えているものを摘み取って食べることができる生活を気に入っています。

野菜や果物を育ててみたいけれど、
世話が大変なのでひとりでやる気にはなれません…。
昔は祖父が毎日世話しているのを少し手伝っていました。
あの頃はまだ子供で、落ち葉掃きや草取りや水くれを
面倒臭いとしか感じなかったのですが、
強制的にやらさせたことが今では大事な指南であったように思われるから不思議です。
(大事な「思い出」や貴重な「体験」、「経験」という類の言葉ではなんだかニュアンスが違います。祖父とのあの日々は一時的体験(一日農業体験ツアーとかの雰囲気)などではなく、礼儀とか習慣を「叩きこむための訓練」のような、全然楽しくないけど重要な「何か」でありました。)

たぶん家族の誰かは退職したら家庭菜園を作るにちがいありません。
そのときは便乗して世話を手伝ったりしたいです。
(全部自分で管理しようとしないことが大事です。たいへんだから。)