低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

「チャンスを掴む」がテーマの漫画を考える…としたら

世の中はチャンスで溢れているのに、みんなそういうチャンスを自分から捨てているように見える。

 

自分もたくさんのチャンスを捨ててきたし、今もそうしてしまう瞬間を感じ取ったりするからチャンスを捨ててしまう人を責めたり見下したりするつもりもない。

 

しかし、少しでも多くの人が自身のチャンスを掴めるようにするためにわたしはどのように手を貸すことができるのだろうか。

考えている。

 

わたしの場合、漫画を作って発信することでそれを実現させるのが使命としてあるわけだが、

考えることがたくさんある。

 

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図にすると漫画を作ることの中に、テーマ大を設定する。テーマ大は今回で言うと「チャンスを掴む」だ。抽象的で大きなテーマ。普遍的な課題。

 

次にその伝え方を考える。

読者をどんな気持ちにさせたいか。どうしたらその気持ちになってくれるか。(読者がこちらの思う通りの気持ちになるかどうかは最後までわからない。読者からの反応をもらうまで知るよしもない。だから担当編集者の反応で調整していく。)

 

伝え方の方針が決まったらテーマ小を考える。

テーマ小は非常に小さな問題だと思う。誰にでもある悩みだ。無限にあるのではないかと思う。だからこのテーマ小を決めるのは大変だ。

 

わたしは今、このテーマ小について考えている。

どうしたらチャンスを掴めるのか。チャンスを掴むイメージとは。そもそもチャンスを掴みたいと思っているのか。チャンスとは何か。チャンスのイメージ。チャンスを捨てる瞬間のこと。チャンスはどんなふうにそこらへんに存在しているのか。などなど……。考えることは尽きない。

 

 

結局今回の記事で何をしたかったかというと、ただわたしの思考ノートをネット上に置いてみたかっただけだ。

自分のブログは昔はこんな内容のものばかりだったように思う。

 

読みにくいし面白くないだろうと思って回数が減っていったように思う。

思考の轍がもっとエンタメになるように実験してみたい。

背景ちう

背景作業に入りました。

最近は背景もデジタルで描くことにしましたので時間を短縮出来ているように思います。

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背景は描けばいつか終わる工程だと思っていますので、ひたすら手を動かします。

 

 

同人誌なら描いているところももっと細かく公開できるのですが、商業作品だとネタバレを気にしてしまい、なかなかそういう気も起こらず……

「楽しいこと」は自分の外側との関わりの中で湧き上がってくるものでもあると思います。だからもっと発信したり作ったりしたいのですが……

公開できない漫画だけを描いていると自然と閉じこもってしまい、つまらないな~と感じているこの頃です。

ペン入れちう

ペン入れをしています。

軽やかな髪の毛で描き込んだ画面が理想ですがなかなか難しいです。

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細かく描き込んだ絵が描きたい気持ちもありますが、描き込みすぎても重たくて硬い印象になるので気をつけています。

でもそこまで緻密に描き込んだ絵を描いているかというとそうでもありません。だから完成品を見ながら、自分は一体どうしたいのだろうと思うこともよくあります。

 

余白で語る漫画に憧れますが、そういうタイプの作家でないのを薄々感じています。ネームをしているときに変な空白があるとイライラしてしまうので……。

でも諦めないで余白や空間、虚空、間合いについての研究も一度腰を据えてやりたいです。

辛スープ

野菜とお肉をたくさん食べるための汁。
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豆板醤とにんにくでピリ辛に味付けました。

大量に作ったので後半は豆乳カレーにするつもりです(^○^)

 

最近、味は美味しいけどしょぼい見た目のものしか食べていなくて「これでいいのかな~」と思ったりしています。

インスタでカラフルな食べ物の写真を見て羨ましい気持ちになります。

でもこの羨ましい気持ちはなんでしょう。

たぶん、そういう彩りのある食べ物を作りたいというイマジネーションに感動しているのかもしれません。わたしにはないセンスですから。

Burn the Stage

今日はBTSの映画を観に行ってきました。

映画はBTSの公演の舞台裏をまとめたもので、彼らが世界で活躍するグループである理由が詰め込まれていたドキュメンタリーだったと思います。

7人全員が自分の言葉で自分の想いを伝えられること、7人でBTSであること、あの舞台を彼らだけでなくスタッフやファンの力で出来上がっているという俯瞰の視点を彼らがちゃんと持っていること…。

 

LOVE YOURSELFというような大きなメッセージを発信するのも、全世界にファンが居る彼らだからこそ「自分たちが伝えなければいけない」という使命を持って発信していると思うんです。皆が仲良く幸せであるために、一人ひとりがまずは自分を愛せるように。

彼らの発するLOVEという言葉が板について浮ついていないのは、人種や言葉や性別を超えて本当に人にとって大事なものを知っているからだとわたしは思っています。

『Burn the Stage : the Movie』上映劇場情報

下絵ちう

こんにちは、嘉村朗です。

今月も激やばスケジュールになりそうです…\(^^)/

結局ネームを何度も大幅に直したりしていたおかげで下絵に入るのが予定より4日ほど遅れてしまいました。

ページ数も7P増えました。

だけど「まじです!」ぽい話にできたと思いますので、あとはひたすら描き進めるだけです。

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いろいろ楽しい企画を試してみたいのですが、ブログすら疎かになるこの頃で悔しいです><

 

「ちっちゃな彼女にせまった結果。」30話も各電子書籍ストアにて配信が始まったようです★

ちっちゃな彼女にせまった結果。 30 (スキして?桃色日記)

ちっちゃな彼女にせまった結果。 30 (スキして?桃色日記)

 

恭二くんがシオちゃんのお家にやってくる…!!回です。

よろしくお願いします!