低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

ミュージカルみてきた

劇団四季のミュージカル「南十字星」見てきましたー!

ギャラリー席だったので上の方から乗り出して見下ろしつつの観劇でしたがすごく満足な公演でした。
戦争物はあんまり興味ない方なのですが、保科勲が主人公の話ということと、プロモーションビデオがすごくおもしろそうだったという理由でこの公演をとても楽しみにしていました。
なんでも今回はちょうど200回目の上演ということらしく、カーテンコールにあいさつまであってなんかラッキー(軽いっ!?)☆


めんどくさくなってきたので箇条書き感想↓↓
※ネタバレあるかもしれません



  • インドネシアをイメージした音楽がすてき!
  • 水をつかった舞台装置にちと感動
  • 役者が棒読み調なのは仕様…?
  • とにかくインドネシア行ったことないからわかんないけど、踊りとか楽器とか衣装がエキゾッチクであこがれる。
  • 3階席は鳥になった気分を味わえます。(しかも安い)
  • 暗殺シーンが唐突で笑えた。。。
  • 勲君が牢獄に入れられている場面。牢屋の演出よかった(とくに鉄格子のバランス)
  • 処刑台が現れる演出はほんとかっこよかった!水の音も痺れる。
  • 処刑シーン……


かなり美化されているだろうとは思う。でもそれぞれの人物の生き様は物語として美しく、かっこいいものでした。戦争について考えるきっかけにはなったと思います。いままでA級戦犯とかの戦争犯罪人についての問題を重要視して考えたこともなかったし、戦争をする意味やなにが失われていくのかも、ちゃんと考えたりしなかった。戦争の資料館を見にいったこともあるし、学校で勉強したこともあるけれど、ただ「戦争よくない」という意識を植え付けられてきただけで、ちゃんと自発的に戦争について知ろうとか考えようとしたことはなかった。戦争体験はわたしにとってあまりにも遠く離れすぎていた。
今回、劇で戦争のとあるエピソードを登場人物に感情移入しながら受け取ったおかげで、考えるきっかけを得ることができたと思います。
具体的にどんなことを考えたのかというのは、長くなる上にわたしの稚拙な思考回路と論理組み立て能力のなさ諸々の理由で、うまく説明できないと思いますため書きません。


おもしろい公演をみるとだれかに教えたくなります。それは劇に限らずですが。
自分の感じたこと、考えたことをわたしの作品に生かしていけるように、日々アンテナをはっていきたいです☆

今年の夏はおもしろそうな映画がいくつもあるのでできるだけたくさん見られたらいいな♪


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