低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

漫画のために気張った人生をやめる

毎日映画を見たり、漫画を読んだり、小説を読んだりしています。あとゲーム。
時間は限られているから、膨大な量の作品を自分の中に何らかの形で刻みつけようと焦ってしまう。
でも、そうやってすべての作品に対して本気で対峙していたら神経が持たないんだと思うようになった。というか、気づき?
だからもっと気楽に、流すように、作品を自分の中に「通過」させていけばいいのだと思う。
今までは人の作った作品に対して細部まで堪能したいという気持ちがあって、すごく気張って読んだり見たりしていた。この姿勢が脅迫観念みたいになって、人の作品を見たり読んだりすることを億劫にさせていたのだろう。(正直にいうと、漫画を含め本を読むとか、映画やテレビを見るって本当に疲れるし、一仕事片付けるかくらいの労力が必要な感じだった)


そもそも自分がやりたいのはエンタメとしての漫画なのだし、エンタメの習得のために気張って他の作品をみるなんて馬鹿馬鹿しいったらないですよ。
髪の毛の線を引くときのように、力を抜いて取り組んでみたら、もっと面白いことに出会える気がする。
おもしろい自分になれる気がする。


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