低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

人によく思われたいとか、いい印象持たれたしとかいう気持ちがうまれるとなんにもできなくなっちゃうんだ。
嫌われたり、バカにされるのが怖くなっちゃうから、身動き取れなくなってしまう。
そうして、おもしろい部分は自分の肉体の中に埋もれ、肉体ともども時間と共に腐り果てるしかなくなるんだ。
誰の目に触れることもなく、静かな感動さえも与えることができずに、おもしろいかもしれないわたしの中の「何か」はなかったことになる。
ただ、「今」を生きられたら、「今」を感じて情熱と共に動けたら、それが幸せじゃないかな?
考えて、考えて、本物の情熱と共におもしろいかもしれない「何か」を外へ投げ出せたら・・・
それがさいわい。