低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

物語とは何かを探るためのメモ3

なんでもいいから「物語」に関するいろんな人の意見を探して読んだりしている。
Wikipediaのストーリーの項目に、

「妻が重い病気になった。夫は毎日泣き暮らすようになった」はストーリー、「夫は毎日泣き暮らすようになった。理由がわからなかったが、妻が重い病気になったからだとわかった」はプロットである、などと説明されることが多い。

とあったんだけど、わたしの作る話って、ストーリーになりきれていないんだなあと思った。
プロットで終わっちゃっている。
細かく書かれた(ようにみえる)プロットの段階で終わっちゃっているんだ。


わたしの欠点は、何事においても荒削りなことだと、自分で思っている。。。
堪え性がないというか、究極的形態に持っていくまでの忍耐力の無さを感じている。
もしくは、忍耐力がないのではなく、究極的形態に至るまでの過程を軽く見すぎている。
手っ取り早く完成品を見ようとし過ぎている。
いつも完成まで焦っているし、
完成した姿をきめ細かくイメージしたつもりになっているだけで、何も見れていない。


もっと完成のイメージを知りに行かなければ。
誰よりも、わたしが一番、その世界にいかなければ・・・