<追記・編集 2020/09/09 10:04>
最近になってつけペン(丸ペンやGペン等)のペン先寿命みたいなものが少しわかるようになってきました。
ペン先の替え時は自分で決めてOKです。
ご参考までに、わたしは32Pの原稿でGペン1〜2本、丸ペン4〜5本、スクールペン1本を消費しています。
わたしの交換目安
- 錆びたペン先は使わない※使用済のペン先をよく拭かないで放置しておくと錆びます。
- 力を抜いても細い線を引けなくなったら交換。
- 先が割れてきても細い線が描けるならまだイケる。※使っているうちにペン先が開いて先が割れたようになります。そうすると細い線が引けなくなります。
ペン先のもちは作家によって本当に違います。
1年交換せずに使用している先生もいました。40ページほどの原稿で丸ペンをグロス(144本)で消費する先生もいました。
- 自分の描きたい線を知っていること
- 自分の描きたい線を描けるようになってきていること
- 新品のペン先の描き味を知っていること
- 道具をケチらないこと
以上の4つが大事かなと思います。
つけペンを使い始めた頃はペン先の換え時が全然わかりませんでした。
本に「書き味が落ちたら」とか「先が開いてきたら」とか記述されていましたが、
その意味も感覚もまったく理解できませんでした。
しかし、つけペンを使用し続けておよそ10年くらい・・・
(わたしの場合はそれくらい掛かりました;結構遅いと思います。)
綺麗な線がまあまあ描けるようになってくると、
書き味の良し悪しもわかってくるようになりました。
ペン先ごとのコンディションが使用するとなんとなくわかるのです。
(持ちのいいペン先と悪いペン先があるとか、細い線が書けなくなってきたとか・・・)
要は経験値が足りなかったのでしょう。
ペン先がどういう性質の道具か身体で理解できていなかっただけなのです。
たくさん使っている内に「あ!もう変えなきゃ!」
というのが感覚的にわかるようになるのだと思います。
作家によってペン先の消費数はかなり異なるので、
これはもう、人の真似をして替えるものではないのだと思いました。。
自分の思い通りの線を生み出すことに集中していればいいのでしょう。
きっと、もっとたくさん量をこなしている内に
今はまだ気づいていない作画中の法則や感覚に出会える時がくるのかも。
技を身につけるまでに、時間のかかってしまうのがもどかしいですね。。。
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