低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

一点透視法ってじつは描くのめんどうくさい

背景をもさもさ描いている最中なのですが、
三点透視法よりも一点透視法のが
描くのに気合がいるなあと思い始めました。。。

これが一点透視法を使ったパース↓↓

消失点が1つだから一点透視法。(奥行きのある廊下などでよく使います・・・)
消失点が3つなのが三点透視法。(例としては下からビルを見上げたときなど)

以前は一点透視法の方が消失点が1つしかないので
一番描くのが簡単で楽だと思っていたのですが、
奥に行くほど圧縮させてものを描かなければならない点が
わたしには割りと骨の折れる作業です。。

圧縮させるというのは簡単に言うと
真正面からみた時よりも幅をギューっと狭く描くということなんですけれど、
奥に行けば行くほど幅なんかもはやゼロじゃんというくらい細くなっていくので
その線を描くのが難しいです。

ここはもうちょっと幅があるんじゃないか〜??とか考え始めると
一本線で済ませればいいだけの窓枠を描きだせずに
手が止まったまま何も描けずに時間が過ぎたりします。

あまり神経質になりすぎるのも、
作業が遅くなるだけでなく
臨場感というか温かみというか(絵のイキイキ度)が失われてしまう気がするので
たくさん描いて思い通りの背景がサラーッと描けるようになりたいです。。

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