こんにちは、嘉村 朗です。
京都の東寺で写経をしてきました!
食堂(じきどう)に受付があるので「やりたいです!」と言えば写経セットをもらって用意された机ですぐに写経を始められます。(二千円掛かります。)
↑↑写経セット。筆ペンは貸してもらえます。
この日、食堂で写経をしているのはわたしだけでした。
般若心経のお手本が薄く印刷された紙が二枚用意されておりましたが、わたしは一枚を写経したところで提出しもう一枚は持ち帰りました。
なんとこの写経は国宝五重塔の中に奉納されるそうです……!!
なんか嬉しい……!(笑)
写経の五重塔奉納は郵送でも受け付けているそうです。下記リンクより写経セットの取り寄せが可能です。
写経は綺麗に書くことよりも、一文字一文字を仏様だと思って写すことが大事だそうです。
わたしの場合、たった一枚の写経で何かがわかるわけでもなく……。
それでも「一文字一文字が大日如来なのだ……」と思いながら文字をなぞるというか、文字を書くというか、その瞬間に感じたのは「自分ぽい字になってしまうのだな」ということでした。
ほんのちょっとの筆運び、はらいや止めがいちいち自分ぽくて……
そういう自分と向き合う時間を過ごせたのが写経をしてよかったことです。
いちいち自分ぽさを感じてしまうというのは漫画を描いているときも一緒なのですが、一瞬一瞬に自分ぽさを見てしまうことって一体なんなのでしょうね。
そして、食堂の外に渋いおみくじを発見し、迷うことなくやる人。
こういう年季の入ったおみくじが大好きです。
「願もう叶うべし心がけ悪しければ叶い難し」
お願いごとはもうすぐ叶うそうです……!
心掛けはそんなに悪くないと思うのですがーっ!
出てきた漢詩もいいですよね。
名を挙げようと励め。いい香りの草がわたしの道に茂っている。みたいな景色……。
この調子で頑張ってみます!
つづく