低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

絶望的でも希望をすてない

日本がどこまで堕ちていくのかほとほと嫌になりますが、こんな政権を支持してしまった我々の責任なんですよね。本当残念です。わたしは自民党を支持したことは選挙権を得てから一度もありませんが、周囲の人たちを啓蒙しきれなかった自分の怠惰が招いた結果として受け止めねばなりません。

 

 

1住所あたり2枚の布マスクを配布の方針 安倍首相 | NHKニュース

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 わたしは日本語文化圏、日本語話者として日本ぽい感覚と文化に思い入れもありますしこれからも存在して欲しいな~と望んでいますが、この調子では将来的に日本語文化圏が消滅するのではないかと心配しています。

わかりやすく言うと、日本語で書かれた漫画を読むひとがいなくなる未来。

日本語に支えられた感性が消滅する未来です。

教育、福祉、衛生に金を使うアタマのない日本で、この先も良質で高度な活字文化が育つわけがありません。

わたしは漫画家ですし、漫画を読むのも好きなので、日本の漫画が消滅したら心底嫌だなあと思うんです。

 

しかし!

 絶望してばかりではいけません。

もうこれまでの生活スタイルを維持することをあきらめて、われわれ(日本に住んでいる誰もかも)がただただ生きやすいやり方を創りあげていくのが最善策だとわたしは思います。

 空気を読み忖度するのをやめ、周囲の考え方や行動に安易に迎合せず自分のアタマで考えて生活し始めましょう。

そんな当たり前のことをできなくしているメンタリティが今の安倍政権の長期化を許し、日本社会をおかしくしているのだと思います。

 

嫌なことは嫌と言い、変だおかしいと感じたことはおかしいと言いましょう。

 

嬉しいことは嬉しいと言うし、楽しいときは笑うし、やりたい!と思ったことは挑戦しましょう。

 

日本政府がマスク2枚の配布しかしないと決めたところで、バカ正直に従う必要ありますか?地域住民の生活を守ること第一に地方行政が考え決断して、動くことはできるんじゃないですか?そこにいるのは個別の頭脳を有した人なんだし。

わたしはわたしのできることをやり、身の回りの人と助け合おうと思います。