食べ物、住む場所、暮らすに必要なもの、エネルギー、遊び場、美しい景色…。
これらは地球上の全員に十分行き渡るくらい足りていると思う。有り余るほど地球上に存在していると思う。
だけど不安や怖れの感情から、「いま」の自分に必要な分量以上のものを抱きかかえようとしたり隠したり奪いあう。世界を疑いの目で見て、裏を読もうとする。他を疑い裏を読もうとするのは無駄が多く発生する。
地球上の全員がそこらへんの鳥や虫や草花のようにただただ生きられればいいのだが…。
「ただ生きること」以上を望むことはみんな、捨てるべき欲になるのかなと思った。