低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

津波の夢

今日は津波で流される夢をみた。

 

わたしの中では太平洋沿いの使い込まれた道路にいた。

具体的な場所は知らないが車がすれ違えるくらいの幅の道路。山は海岸から近いところにある。

道路から浜辺に降りられるコンクリートの階段があるのだが、階段は海水に沈んでいた。今にも道路に海面が到達しそうだった。

わたしは道路のへりに立ち、海を背にして3~4人いる同行者に注意を向ける。

そのわずかな間に、わたしのすぐ後ろまで二階建て住居の屋根くらいの高さまで青緑色の波が覆いかぶさるように迫っていた。そのままわたしたちは波に飲み込まれて流された。

一回目の波が引くと少し遠くの道に運ばれて助かる。次の波が来る予感があり、それまでに遠くへ逃げないとという気持ちで立ち上がった。

そこで目が覚めた。

 

 

***

不吉な夢だが悪夢ではなかった。

怖いとか悲しいという気持ちにならない夢だった。

 

わたしは毎日夢を見ていて、夢を覚えていれば日記に書きとめているのだが、自分にとってこれらが何を表しているのかは全然わからない。

 

ただ、たまにデジャヴのように、「あ、これは前に夢で体験したやつだ」と気づくことがある。だからといって意味はわからない。

 

正夢だったんだな~と感じるだけで、ただただ不思議な気分になるだけだ。