低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

まず、わたしが価値をつけてあげる

ここしばらくはずっと、日常のきらめきを描きたいと思っていた。
わたしにきらめきを与えてくれるものの正体を紐解きながら、それらを再構築させていけば面白いものができるんじゃないかって、そう思っていた。
だけど、「いいなー」と思った日常を写真のようにありのまま切り出して描いたのでは、わたしの「商品」にしきれていなかったんだ。いいものを掘り出しただけじゃ、それはまだ誰にでもできる仕事だ。
表現したい「日常」に付加価値をつけてから、作品として読者に送り出すのがわたしの役目だった!
そりゃそーだろって、当たり前のことだけど、わたしはわかっていなかったんだよなー(´〜`;)きっとまだまだ、当たり前なのにできてないことも、わかっていないこともあるのだろう…


とりあえずは付加価値について考えてみようと思います。