昨日に引き続き、澁澤龍彦。
澁澤龍彦の「少女コレクション序説」。
数年前に読んだときは特に印象にも残らず、
つまりはよく理解できていなかったんですけど。
再び本棚にあったのをパッと拾い
読んでみたらあら不思議。
内容が頭にすらすら入ってくる。
ページ折りまくりの線引きまくり。
数年前は、この本に書いてあることを
わたしが必要としていなかったのかもしれない。
(人は読みたいところ、探している内容だけを読むから)
それでもって、
内容を理解する頭や体験を持っていなかった。
何かを理解するには、
ある程度の時間も必要みたいです。
理解に必要なbaseを自分の中に
蓄積構築する時間です。
だから、そのときわからないことは、
いつかわかりたいものだという気持ちで、保留させておくのが良さそうですねー。
人間同士も、そうなんでしょうねー。。。
- 作者: 澁澤龍彦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1985/03/10
- メディア: 文庫
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