低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

バットマンビギンズ、ダークナイト感想

※分析とかじゃなくてただの感想と好きなところの羅列!!自分用のメモです
印象的なところ、好きなところなど
バットマンビギンズ」

  • 崖の向こうに落ちそうになるデュカードを助けるシーン
  • ルフレッドが出るシーン全部(アルフレッドが出ると落ち着くー><)
  • パパとママ(回想の中のパパは優しさが溢れていて本当にすてきだった)
  • 登場人物がみんな魅力的であった・・・わかりやすいし><
  • カーアクション
  • バットマンの首から肩にかけてのラインがイイ!!ヽ(・∀・ )ノ
  • 燃えるウェイン家の豪邸(あー・・・勿体無いわーという気持ちを観客に与えるのも技術だと思いました。。。)
  • お金の使い方(みんなが平和に暮らせるように有り余る大金を使おうという)
  • 「自分自身が『恐怖』そのものになれ」というのよかったなー

ダークナイト

  • ジョーカーが山積みにされた札束を燃やすシーン
  • ジョーカー「切り刻んでやろうか?」
  • バットモービルの中からバイクが出てきて、マントをビラビラさせて駆け抜けてゆくシーンがすごくかっこよかった〜〜〜〜><マントのビラビラがねー特にねー・・・!!!
  • ジョーカーが並走したトラックから銃を撃ちまくるシーン。(超カッコイイ!ただただ、次々と弾を自ら撃ち込む姿がすごくかっこいい。最後バズーカだし。笑)
  • ルフレッドがレイチェルの手紙を取り上げて、そのあと燃やしているところ
  • ゴードンの最後の方のセリフ「今はまだその時でない。その時がくるまで耐えるのみ」みたいなのがぐっときました。。。バットマンだって闇で耐え忍ぶ時期が必要なんだよっていう、事情を少し知っているゴードンの口から語られることに見ている人は勇気をもらったりするのかなあ〜?
  • それぞれの登場人物の考え方や生き方の違いがくっきりと行動に現れている。(観客にとってわかりやすい構図を作ることも大事だなって思いました><)
  • ゴッサムのためなら、自分はどうなってもかまわない」この行為が自己犠牲でなく、「私がやらなければ」「私がそうしたい」という気持ち、使命感で行動しているのが素敵なのだと思うのです。。。
  • 「レイチェルは自分を選んでくれた」という悲しい誤解が主人公の希望・・・ということが非常にやるせない。レイチェル本人は死んでしまったし、彼女の残した手紙も焼失。真実を知っているのはアルフレッドだけ。手で触ることのできないもの、本当かどうか確かめることもできないものがブルースを支えている。なんていうことでしょう、人間はそんな不確かなものに支えられて辛い状況も乗り越えて生きていけるものなのでしょうか。とても心許なく、また希望的なメッセージだと思いました。。。
  • 表と裏の関係の演出
  • ジョーカーという登場人物が問うもの(「ジョーカーの真の目的は、金でもバットマンの命でもなく、ゴッサムに恐怖と混沌をもたらし、良心の奥に隠れた人間の「本質」をさらけ出すことにあった。(ウィキペディアより引用)」人間の本質をさらけ出す・・・それはつまり、混沌の中でたった一人になり、誰も頼ることができず、正しい判断の例を示してくれるものもおらず、この身に振りかかるすべてを自分自身で決めなくてはならなくなった時、私は一体どうするだろうか?という問いかけのような気がしました。だからなんだか、ジョーカーを悪とか敵とかいうふうは見られないのでした。ジョーカーがバットマンに対して一種のシンパシーを感じている(ようにわたしには感じたのですが)それも当然というか。自分が困っている人を救うことで街に秩序を取り戻させようというよりは、市民一人一人の意識を目覚めさせることでゴッサム・シティを変えようとしている点はバットマンもジョーカーも同じだと思うのでした。二人のやり方が違うだけで。。。だからこそ、ジョーカーもバットマンに劣らずかっこいい人物に映るのだと思うのです。。。)