低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

「チャンスを掴む」がテーマの漫画を考える…としたら

世の中はチャンスで溢れているのに、みんなそういうチャンスを自分から捨てているように見える。

 

自分もたくさんのチャンスを捨ててきたし、今もそうしてしまう瞬間を感じ取ったりするからチャンスを捨ててしまう人を責めたり見下したりするつもりもない。

 

しかし、少しでも多くの人が自身のチャンスを掴めるようにするためにわたしはどのように手を貸すことができるのだろうか。

考えている。

 

わたしの場合、漫画を作って発信することでそれを実現させるのが使命としてあるわけだが、

考えることがたくさんある。

 

f:id:low-k:20181125024829p:plain

図にすると漫画を作ることの中に、テーマ大を設定する。テーマ大は今回で言うと「チャンスを掴む」だ。抽象的で大きなテーマ。普遍的な課題。

 

次にその伝え方を考える。

読者をどんな気持ちにさせたいか。どうしたらその気持ちになってくれるか。(読者がこちらの思う通りの気持ちになるかどうかは最後までわからない。読者からの反応をもらうまで知るよしもない。だから担当編集者の反応で調整していく。)

 

伝え方の方針が決まったらテーマ小を考える。

テーマ小は非常に小さな問題だと思う。誰にでもある悩みだ。無限にあるのではないかと思う。だからこのテーマ小を決めるのは大変だ。

 

わたしは今、このテーマ小について考えている。

どうしたらチャンスを掴めるのか。チャンスを掴むイメージとは。そもそもチャンスを掴みたいと思っているのか。チャンスとは何か。チャンスのイメージ。チャンスを捨てる瞬間のこと。チャンスはどんなふうにそこらへんに存在しているのか。などなど……。考えることは尽きない。

 

 

結局今回の記事で何をしたかったかというと、ただわたしの思考ノートをネット上に置いてみたかっただけだ。

自分のブログは昔はこんな内容のものばかりだったように思う。

 

読みにくいし面白くないだろうと思って回数が減っていったように思う。

思考の轍がもっとエンタメになるように実験してみたい。