低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

ネジバナ

こんにちは、嘉村朗です。

お庭に生えた謎の花。

雑草にしてはピンクのお花をつけて可愛らしいので集めてみました。

ネジバナというそうです。

 

よく見ると美しい螺旋をえがいており、花はラン科というだけあって一つ一つが可憐です。

切り花にして机の上でじーっと観察するのにもってこいなお花でした!

お庭に咲いているのを遠くから眺めていたときの印象と全然違いました。

 

どんな植物も近くで見たり離れて見たり、一年を通して観察することでその可愛らしさをちゃんと理解できるのかもしれませんね。

お礼イラストカード

こんにちは、嘉村朗です。

先日描いたイラストでポストカードを作りました。

いつもは数が少ないのでコンビニのカラー印刷でしたが、今回は印刷所で作りました。

写真ではちょっとわかりにくいのですがキラキラホログラム使用です☆

 

2021年の春頃以降にファンレターを送ってくれた方にお送りします。

原稿製作の合間に少しずつ発送してまいりますのでしばしお待ち下さい。

 

low-k.hatenablog.jp

 

HP更新|「まじです!」感想コーナー

こんにちは、嘉村朗です。

嘉村のホームページを更新しました。

www.kamuralow.com

みぞグミさんが「まじめだけど、したいんです!」37話と38話の感想イラストを描いてくださいました!

アナログ水彩で丁寧に描いてくださいました(T_T)

イラストも感想も「まじめだけど、したいんです!」の細かいところまで見てくれているのが伝わってきて嬉しかったです。

 

ネタバレしておりますので、すでに本編を読んだ人向けです。

感想コーナーでは嘉村の製作中のこぼれ話なども載っています。

是非見てください♡

↓↓

まじです!感想コーナー | 嘉村朗Official site

 

KONTONVOX vol.2行ってきました

こんにちは、嘉村です。

昨日は榎本由美先生に案内いただき、先生が出品されているグループ展を見てきました。

 

↑ギャラリーでは作品やグッズを購入できます

秘密基地のような美容院の店内を奥に進み、木造の急な階段をあがると真っ赤な世界。とてもカッコイイ空間に作品が展示してあり面白かったです。

 

榎本先生の絵はCLIP STUDIO PAINTの自動着彩機能も使っているという解説も興味深かったです。自動着彩とはいえ、調整は必要で、手間が掛かっているのを教えていただきました。

「ササッと物は作れないのだ!」というエピソードは創作の励みになります。

薔薇の部分には先生が手作業で貼り付けたオーロラ系に光る金箔もギラギラしていて、わたしも自分で絵に箔押しをしてみたいなと思いました。

キラキラ装飾、ギラギラ加工はわたしをワクワクさせてくれるものの一つ。

そういう自分の好きな要素も自分の絵に自由な気持ちでどんどん取り入れてみたらいいんだよなって思えました。

 

↑JR阿佐ヶ谷駅から徒歩2~3分の場所です。美容院の前に看板が出ております。美容院の店員さんに「ギャラリーを見に来ました」と言うとスムーズだと思います。店員さんは優しいお兄さんたちでした☆

KONTONVOX vol.2

<期日>2022/6/17-6/28

<場所>RED CUBE GALLERY

東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-34-9 2F(Lucky3349店内2F)

11:30~20:30(月曜定休)

 

ナカムラマサ首さんのTシャツ買いました~☆

いのち… ※虫写真あり注意

こんにちは、嘉村 朗です。

 

昨日はちょっと悲しいことがあって、

わたしが締めた雨戸でヤモリが事故に遭い死んでいたのです。

大ショックでした。

ヤモリは我が家に大勢いるのですが、そのうちの一人が死んでしまって悲しいです。我が家では雨戸の出し入れをする際に猫バンバンならぬヤモバンバンをすることに決まりました。

 

ヤモリはお庭の植木の下に埋めてお祈りしました。

 

わたしはここ数日、お店で買ったブロッコリーから転がり落ちてきた青虫も世話していたのですが、その青虫も昨日死んでしまいました。

体に変な黒いブチが現れて食欲もなくなり、日に日に小さくなっていきました。最後は全身が黒なって死んでいました。

去年保護した青虫がタバコガの成虫となって飛び立っていったのは奇跡的なことだったんだなあと改めて思いました。

 

low-k.hatenablog.jp

 

甘露煮から学んだこと

こんにちは、嘉村 朗です。

スーパーで梅の実が売っていましたのでシロップを仕込みました。

群馬県産の梅です。定番の南高梅も売っていましたが、群馬産を使ったことがないという理由から群馬産を選びました。わたしは迷ったら自分にとって未知の選択肢を選びます。

 

お酢と氷砂糖でシロップにします。

 

容器に入り切らなかった分の梅の実は甘露煮にしました。

↑右の容器は梅が乾かないようにコーヒーフィルターを開いたものを実の上にかけてあります。ガーゼがなかったので代用してみました。

甘露煮作りは初めてです。

いくつかレシピを調べてみましたが、どれにも「皮が破れやすいから注意」と書かれていました。なるほど、皮が破れやすいから気をつけたらいいのだなと心して挑みました。実際に作ってみると皮の破けやすさの具合はわたしの想定を逸していました。

 

「甘露煮の皮は絶対破けてしまうものだ。それでも無傷で仕上げたいのだ!」

そんな確固たる意思がなければ、傷一つない美麗な梅の甘露煮を作るのは不可能だと思いました。それほどまでに梅の実は繊細でした。

 

甘い汁のゆらぎや実どうしの接触も梅の実には大きな刺激です。その程度の刺激で破けてしまうくらい脆いのです。鍋の中で梅の皮が破けている様子を見つけたとき、わたしは「失敗すること」に感動が伴うことを知りました。

「皮が破ける」具合の感度が自分の中で一気にチューニングされたのを感じました。

 

どれだけ先人から忠告をもらっていても、実体験にまさるものはないと思い知りました。

「初めて」を体験することはもれなく「失敗すること」で、

わざわざ失敗して自分の間違った思い込みを破壊しにいく行為なのかもしれないと思いました。