低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

パース定規を使ってみた感想

前々から気になっていたパース定規をゲットしましたー!!
新宿の世界堂で見つからなかったので、結局通販しました。あんまり使っている人いないのでしょうか?わたしは使ってる人見たことないですけど…


パース定規は、テンプレートみたいな2枚の定規を使って、消失点の遠い2点透視法や3点透視法のパースをとれる定規です。
購入すると、定規と一緒に使い方とポイントアドバイスが記された解説書も付いてきます。


で、肝心の使ってみた感想。
超便利〜!!(*´∀`*)
買ってよかったです。これからはアシ先にも持参します!
何が楽って、遙か遠くの消失点から長ーい定規をモタモタさせながら線を引く必要がないことです。(ちょっと誇張しましたが…)
ゆるいパースの背景が描けると画面に説得力がでる(と思う)のですが、描くのは結構面倒くさいのです。
45センチの定規でも届かないくらい遠くに消失点がある場合、補助線を自分で描き起こしてパースをはかります。この補助線を描き起こす作業が非常に面倒くさい。一つや二つならまだしも、それ以上になると集中力が切れて作業放棄したくなるほどです。わたしの場合。


パース定規はこの補助線の役割をしてくれるので、補助線を起こす作業や、消失点と定規を合わせるなどの手間が省けます。
ただ、初心者にはちょっとオススメするのを躊躇います。。

  • パースについての簡単な知識がある
  • 1点透視法〜3点透視法の背景を実際に描いたことがある
  • ほぼパースのとれたアタリが描ける

くらいの人でないとちょっと使いこなすのが難しいかもしれませんヽ(・∀・ ;)
おそらく、2年前のわたしだったら定規の意味が一切わからなかったと思います。


アナログで背景描き慣れてきた人にはオススメ画材です!