先月の話になりますが、７月に投稿した漫画は落選でした。
担当編集さんのおかげでかなり成長させていただけた作品でした。
自分でもとても気に入っている作品です。描きたい絵柄、描きたい雰囲気、描きたい話に近づいてきたのを感じられた作品でした。
デビューできなかったことに落胆はしましたが、不思議と立ち直りは一瞬ですみ、次の賞に向けて創作に入ることができています。けれど、やっぱりどこか残念なきもちはあったようで、今描いているネームにも自信が持てなくなったりしました。悪い意味でばかみたいというか、愛嬌もないというか…。
自信喪失状態にいても、自分が漫画でやろうとしていることは全然つまらないことじゃないって、漠然とそう思うんです。わかるんです。
何が足りないのか、どういうものを作りたいのか、どうなればいいのか、どういうモノを求められているのか……。イメージができているのに、それを再現できない自分が残念というか、悔しいというか……。
「プロなんだから、自分の描きたいものが好きなように描けるわけじゃない」だとか、そういう、「自分を理解されないこと」「自分をねじ曲げなければならない現実」などに苦しんでいるのではないんです。そんなものは全然たいした問題じゃない。
わたしなりの「ステキ」や「ドキドキ」を読み手にうまくプレゼンテーションできていないことが、その力のないことが、つらい。
だけど、プレゼンテーションも練習してこそうまくなるもの。ジョブズも言ってたよ！な！
だからいっぱい練習して、人に伝える力を身につけていけばいいんだって、そう思っています。
落選した漫画は来週末あたりにHPにアップする予定です。読んでいただけたらうれしいです。
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