■静岡知事 成績低い校長名公表
このニュースがあまりにももやもやするものだったのでちょっと考えたことをメモ。
わたしが変だな〜と思ったのは「責任は子どもではなく、子どもの能力を引き出す役割を担う先生にある。」という部分。
- 子どもに責任がないと考えていること
- 先生に責任があると考えていること
以上二つに納得出来ないものがありました。
「責任」の意味自体がどうにも曖昧でわたしとしてはあまり使いたくない言葉ですが、
わたしは何歳であっても子供にも責任はあるんじゃないかなーと思っています。
子供にも責任はあるけれど、子供は責任を非情なまでに追求されることから一応保護されている…くらいに考えています。
(とはいえ大人だって非情なまでに責任を追求されたら弱るって……死にますって…。)
大人と同じように振る舞おうとしてもうまくいかない期間、
うまくいかないことを黙って見守ってもらえる期間が子供時代なんじゃないかなーと思うのです。。
それでもって子供時代に終止符を打つのも本人次第。年齢とは関係なく、人それぞれが各々のタイミングで大人に成るように思います。
そのためには大人が子供自身の責任を認めておくことが大事な気がするのです。
ある日突然、「もう大人なんだから責任のある行動をしなさい」とか言われても、瞬間的に大人にはなれないし責任感とは何かも体感できないまま戸惑うだけです。
「子供は何も悪くない」とか「子供に責任はないのだから」とか軽々しく口にする人をTVや新聞でたくさん見かけますが、無知で純粋な子供は大人が守ってやらなければとか思っているのでしょうか…。わたしはそう考えているように受け取ってしまうのですが。
守ることばかりでなく大人としてどう振る舞ったらいいのかを実践させて、失敗したりなんとかなったりする様子を見守ってやればいいのに…と思うのですが…。
こういう「子供の育て方」とか「責任とは」とかいう話題も一筋縄ではいかないけれど、とりあえず「子供にも責任はあるよ」と言いたかったので書きましたまる。