低徊趣味ぶろぐ

漫画家・嘉村朗のブログ

手だけをみてわたしだとわかる

友人が旅行に行ったときの写真をくれました。

その中にコンビニのサンドイッチと手が映っている写真があって、
「なんだか不思議な写真だな」と思ったら
その写真に映っている手はわたしの手でした。

撮った覚えも撮られた覚えもない写真に
わたしの身体の一部が映っているというのは
まるでドッペルゲンガーに遭遇したかのような違和感があるものです。

どうしてそう感じたのでしょうか。
手も顔と同じくらい非常に個性的な特徴をもっているということを
わたしがすっかり失念していたからかもしれません。

顔や手だけでなくわたしを覆っている身体のパーツ一つ一つが
唯一無二でその身体から発せられる声も
足音もにおいも気配もやっぱり唯一無二なんだろうな〜と思ったのでした。